2019年乗鞍エコーライン紅葉サイクリングは、紅葉を見ながら動画撮影をして大凡2時間30分を掛け畳平へ到着。ここからは登山靴に履き替え剣ヶ峰まで登り、乗鞍高原まで戻り温泉へ入る計画でしたが。
乗鞍岳3,026mの主峰「剣ヶ峰」は雲の中
乗鞍岳は3,026mの主峰「剣ヶ峰」は23の峰に7つの湖、8つの平原からなる火山から成り立ち、北アルプスの南端に位置しており、日本百名山にも選定されている人気の山です。人気の理由は何と言っても約1時間半で3000m級の山へ登れてしまうことです。
ルートは畳平(10分)→県境広場(20分)→2,788m地点(5分)→肩ノ小屋(40分)→蚕玉岳(10分)→剣ヶ峰
登頂です。慣れている人なら1時間で登る事も可能ですが、難所もないため、技術的にも体力的にも初心者がトライするのに最適なコース。
登山へ出発
私は今回で2回目ですが、早速サイクルシューズから登山靴に履き替え、序盤湖を見下ろしながらハイキング気分で歩いていると剣ヶ峰へと向かう道は雲の中に入ってしまいました。雲が白っぽいなら先へ進もうと思いましたが、かなり黒い雲だし登った事あるしここは潔くUターンし魔王岳へ変更です。
魔王岳に登る
上の写真は剣ヶ峰方面から見た所ですが魔王岳は人差し指の先です。魔王岳は畳平から1番近い山で標高2764mと標高差はたったの62mです。
剣ヶ峰を諦めスタート地点である畳平まで戻り魔王岳を目指します。魔王岳山頂までは、15分で行けてしまいますが、クマ目撃情報なる物が記載されているので注意が必要です。直近は9月28日に目撃されているので1週間前の出来事なんですね。
序盤は、少し登り辛い階段を登り、魔王園地を通過しほんの少しだけ岩を登ると山頂です。実際には10分もあれば登頂できる山ですが、特別見晴らしが良いと云う事もなく、熊を探したくなりました。
【無料】せせらきの湯に入る
魔王岳登山を終え、お昼前に寒さに耐え下山し、一旦観光センターに止めた車に戻り帰り支度をして、せせらぎの湯へ向かいました。せせらぎの湯入り口は、観光センターから松本方面へ向かう一つ目のバス停対面に在る登山道みたいな所で、徒歩5分も掛からない所にありますが、ここにもクマ出没注意!!の看板がありました。
行ってみると、えっこの小屋は何?と言いたくらい小さな小さな小屋があり、覗いてみるとちゃんと左側に女湯、右側に男湯がありました。
簡素な脱衣場の壁にはクマ出没注意とバス停付近で車上荒らし注意の張り紙があり、入浴中にクマが出没したらお終いだななんて思いつつも、小さな木製の浴槽には、硫黄泉がかけ流されて、浴槽は屋根・木壁の半露天造作、浴槽からは、大きな岩とわさび沢を眺められリラックスでき、白濁した硫黄泉は、40度弱のぬる湯で、かなり強烈な硫黄臭ですが慣れれば気にならない程度なので、ゆっくり入浴出来るのが良いところです。
まとめ
朝から比較的雲が多めだとは思っていましたが、まさか剣ヶ峰へ向かう時にあんな空になると少し残念な気持ちですが、念願のせせらぎの湯にも入れ楽しい1日を過ごせたました。きっと来年もいきます。
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