エアボーン ZT-A15クイックポンプヘッドの交換と使い方

ブロンプトングッズレビュー

ブロンプトンのタイヤに空気を入れようとして、ポンプヘッドがスポークに当たり入れられなかった事ありませんか、またフロアポンプはまだまだ使えるのに、ヘッドにガタが出て空気が入らないなんて人に朗報です。

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ブロンプトンにヘッドの大きいフロアポンプは使えない

私が使用しているフロアポンプはトピークのJoeBlow Sportです。
かれこれ10年以上使い、これまで2度ポンプヘッドを交換しました。
もちろん仏式、米式対応なので、ブロンプトンにも使うつもりでいたのですが、写真にも在る様にヘッドのレバーがスポークに当たりバルブまで届かず使用出来ませんでした。
それでも強引にねじ込めば、入れられない事は無いので使ってましたが、バルブを壊しそうなので、先端の小さいポンプヘッドは無い物かと探し、辿り着いたのがエアボーン ZT-A15クイックポンプヘッドでした。

エアボーン ZT-A15 クイックポンプヘッドを選んだ3つ理由

【M便】エアボーン ZT-A15 クイックポンプヘッド(仏式/米式バルブ対応)

ヘッドが小さくブロンプトンに使用可能

先端の青い部分が(φ18.5程度)と小さく、ブロンプトンの様なスポーク間隔の狭いホイールでも使用出来る最も重要な部分。

ねじ込み式のためポンピング時の空気漏れが無い

一般的な口金は、ゴムのパッキンでバルブのシャフト全体を密閉するのに対して、エアーボーンは出し入れできるねじ山で固定するタイプです。ねじ山サイズは統一されていますので、チューブのバルブのメーカーによる相性はありません。

お手頃な価格

5000円以下のフロアポンプは樹脂製ヘッドが殆どです、今回は現在使用しているポンプにヘッドだけ交換するので安くすみます。また樹脂製ではなくアルミ材を使用しているので、強度も期待出来ます。

エアボーンは仏式と米式の切り替えタイプ

一般的なポンプヘッドは、ヘッド前後に仏式と米式が付いているタイプなので、ヘッドを差し込み固定するだけですが、エアボーン ZT-A15クイックポンプは切り替えタイプです。

写真を見ると、本体に赤字で小さく「P」「S」と書かれています。

写真左「P」は「Presta valve」の「P」でフレンチバルブ(仏式)
写真右「S」が「Shrader valve」の「S」でアメリカンバルブ(米式)となります。
使用する前にどちらかへセットする必要があり、少し手間なのと直感的にわかりにくいところです。

 

トピークのJoeBlow Sportに取り付け

気になるポイント
写真左のトピークJoeBlow Sportポンプヘッドと、右のエアボーン ZT-A15クイックポンプヘッド
先端にある三角の部分(ホースの止まる所)ですが、見て解る様に径が違います。
測ってみたらトピークがφ6.8mmで、エアボーンはφ5.8mmでした。なんとその差1mmです。
1mmも違うと付くのか心配になるかもしれませんが大丈夫です。
トピークのホース内径φ4.0mmにφ5.8mmを入れるので空気漏れの心配はありません。
尚エアボーン ZT-A15クイックポンプヘッドにはφ8.0mm仕様(黒)とφ10mm仕様(グレー)のスクリューキャップが付属しています。

実際の交換作業手順
まずトピークフロアポンプからヘッド外し、膨らんでしまったホースを10mm程カットします。
次にホース外径φ10mmに合わせ、グレーのスクリューキャップをホースに通します。
あとはエアボーンヘッドを差し込み、スクリューキャップを締めて完了です。
作業自体は10分も掛かりません。

ブロンプトンに使用してみた

早速ブロンプトンに使用してみました。
見ての通りスポーク幅の狭いホイールでも、ポンプヘッドは問題無く入ります。
使用法は下記にもありますが、どうも上手に出来ないので私なりの方法を書いておきます。
因みににヘッドの上に付いているメッキ部分ですが、ここを押すとエアーが抜け圧力調整出来ます。

    1. Sと○の位置を確認
    2. Sの部分を持ちバルブに差し込む
    3. ブルーの部分を下げる(写真の様に下がります)
    4. 時計周りに回し固定する
    5. 空気を入れる
    6. ブルーの部分を少し持ち上げるとブシュッと音がして外れる

まとめ

ブログ記事を書くためテストで3回空気を入れてみたところ、さすがに金属製ヘッドだけあって、カッチリ固定され空気漏れとは無縁、ポンピングしてもスパスパ入りました。
フロアポンプはまだまだ使えるのにヘッドにガタが出たり、私みたいにプロンプトンのホイールにヘッドが入らないで困っている人にはおすすめす。

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