ロードバイクで長距離を走るとお尻が痛くなる。原因はサドルとの相性もあるけど、本当は摩擦と打撲によるもの。その内の一つ摩擦を軽減してくれるのがシャモアクリームです。そんなシャモアクリームの2大メーカーであるアソスとモーガンブルーの両方を使い切った感想は。
アソスとモーガンブルーのシャモアクリームを使った感想
結論を言うとシャモアクリームの2大メーカーであるアソス(assos)とモーガンブルーなら、どっちでも良いと思うです。と言うのもシャモアクリームその物の効果は有りますが、そもそも走る時間や距離、天候など全く同じ状況で使用する事は不可能なため正確な比較は困難であり、効果に差を感じられなかったからです。そして双方を使い切って出した結論は、効果に差を感じられないのなら使用感、容量、価格などで決めるべきだと思いました。
コスパで選ぶならモーガンブルーで決まり
コスパで選ぶなら、価格はアソスの半値、容量はアソスの140mlに対し200mlと大容量のモーガンブルーで決まりですね、安いのに容量が多い分長く使えるのが最大の魅力です。
ただモーガンブルーを使い切って、コスパが良ければ良いと言う物でもないと気付いたのも事実。
自分の場合少し前のパールイズミのレーパン(3D NEOタイツ 潤滑クリーム不要)を使用してますが、基本100km程度であればシャモアクリームを使わなくてもお尻は痛くなりません。また2018年からブロンプトンとの2台持ちとなり使用頻度が更に減り、使い切るまで実に消費期限12カ月を遥かに超える4年の歳月を費やし、最後には若干液状化してしまいました。

使用感で選ぶならモーガンブルーがおすすめ
使用感で選ぶならモーガンブルーがおすすめです。あくまでも個人的感想ですが、アソスはミント系の物質が入っているのか、夏はヒヤッとして気持ちい良い物の、冬はあまりの冷たさにさ~履くぞ~と気合を入れる事もあります。
その点モーガンブルーは、冷たさを感じる事無く履けるのが良いですね。またクリームをパッドに塗る時もアソスより柔らかく伸びも良いので塗りやすいですね。
アソスとモーガンブルー どんな人に向いてるの
双方を使い切り個人的感想から言うと、ブランドや高級志向の人はアソス、コスパ重視の人は安価で大容量のモーガンブルーじゃないですかね。はっきり言って使用感はあまり感じられなかったので、使用頻度や好みで選んで良いと思います。
なぜシャモアクリームを塗るのか
なぜシャモアクリームを塗るのかですが、お尻が痛くなる原因はいくつか有ります。それはサドルとの相性、適正ポジションか否か、走る距離、振動による小さな打撲の繰り返し、そして摩擦です。
私自身、ロードバイクを始めた頃は、サドルとの相性が悪く、尿道の圧迫による痺れや座骨の圧迫による痛みがひどく、150キロを超える距離を走る時にはシャモアクリームを塗ってもお尻の皮が剥ける事も有りました。
そこでポジションの見直と、サドルの買い替えなどいろいろと試し、計4個の買いの替えを経て現在使用中のSMPダイナミックサドルに辿り着き、尿道の圧迫は全く無くなり打撲は軽減されました。
しかしお尻の擦れは軽減こそされる物の対策までは至らず、快適なサイクリングライフを送るにはシャモアクリームに頼るしかありませんでした。
まとめ
アソスとモーガンブルーのシャモアクリームを使い切り次に買ったのはアソスです。理由は使い切るまでの年月=消費期限。以前は毎週軽く100kmから200km、時には200kmを超えるサイクリングをしていたため、シャモアクリームの出番も多くそれなりに使用してましたが、2018年からはロードバイクとブロンプトンを乗り分ける様になり、ブロンプトンでは必要なく、ロードバイクでも基本走行距離100km以内であれば、シャモアクリームを使う事は無く使用頻度が激減しました。そんな事もあり高価ではありますが、消費期限内に使い切れそうなアソスに戻してみました。
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