ブロンプトン【2018モデル】のブレーキシューセットをアルテグラに交換した話。

ブロンプトン【2018モデル】のブレーキシューセットをアルテグラに交換した話。 ブロンプトンカスタム

2018年に購入したブロンプトン。2年目の夏、富士スバルラインの下り坂でブレーキからキィーーーーと恥ずかしいくらい大きなブレーキ鳴きが発生しました。当初は長い下りが原因かとあまり気にしませんでしたが、まる3年が過ぎ走行距離も9,300kmを超え、最近はブレーキレバーを強めに引くと直ぐ鳴き始めます。そんな訳ブレーキシューを交換しよと思ったら意外な事実が。

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シマノ【アルテグラ】ブレーキシューセットに交換

冒頭で述べた意外事実とは、写真2018年モデルでキャリパーブレーキが新型となり、ブレーキシューとホルダーが一体構造となった事と、翌年2019年モデルでは、元のシューホルダー(船)を使うタイプに戻ったと言う事実です。これって間違いなくホルダー一体構造が失敗だったって事ですよね。
そこで調べてみると2018年モデルの一体型構造ブレーキシューは制動力が明らかに劣り、ブレーキ鳴きが発生しやすいなんて記事を見つけました。
と言う事でシマノアルテグラBR-R8000のブレーキシューセットへ交換しました。

(シマノ)ULTEGRA R55C4(BR-6800)カートリッジタイプ ブレーキシューセット
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シマノ アルテグラブレーキシューセットへ交換

シマノの取説通りにトーイン0.5mmにしてササッ済ませます。今回はたまたまy,sのカードが0.5mmだったので利用させて頂きました。勿論トルク管理もしっかりしましたよ。


ササッと付けてみたけど、どうやらブロンプトンのブレーキシューの方が厚いみたいで、リムとのクリアランスが大きくブレーキレバーをかなり深く握らないと効かないのでワイヤー調整もしました。

後輪も同様に済ませ完了です。

尚このブログを見て同じ事をする場合は自己責任でお願いしますね。いくらシマノアルテグラと言えどもブロンプトン純正品ではないので。

アルテグラブレーキシューセットへ交換するメリット

メリットは、
ロードバイク用高性能ブレーキシューなので信頼出来る事。
ブロンプトン専門店でなくてもブレーキシューが手に入る事。
ブロンプトンの最新版ブレーキシューセットの1/5の価格で購入出来る事。
これだけあれば十分ですね。

ブロンプトンのブレーキシューセットはアルテグラより軽量だった。

ブロンプトン2018年モデルのブレーキシューセットにメリットは無いと思ってましたが、何とアルテグラのブレーキシューセットの方が2.3gも重いと言う事実。いくらブロンプトンのブレーキシューセットが9.300kmを走りシューが減っているとは言え、軽量化が進むロードバイク用ブレーキが、ブロンプトンのブレーキに重量で負けると思いませんでした。もしかして一体構造にしたのは軽量化が目的だった?

2018モデルだけブレーキシューとホルダー(フネ)が一体構造。

写真は2018年モデルから外したブレーキシューセットです。私は自分のブロンプトン以外乗った事ないので、制動力について特に不満はありませんでしたが、ブレーキ鳴きについては、スバルラインの下り坂から始まり、今では信号待ちでの停車時でも鳴いてしまいます。勿論ブレーキシューの減りも原因の一つでは有ると思いますが、2018年モデルだけが一体構造ブレーキシューセットだったと言う事実を知ってしまうとどうしても疑ってしまいます。

因みにシューの減り具合を見るとまだ十分使えそうですね、シューのトーインで鳴きが治まれば、15,000km位は行けそうだと思います。

2018年版ブレーキシューセットは製造中止、そして2019年版は激高に

2018モデル
2018年モデルのブレーキシューセットの制動力の劣る事を知ってしまった以上、同じ物を付けようとは思えませんでしたが、いちょう調べてみると、2018年モデルは製造中止になっていました。まあ2019年モデルからシュー単体で交換出来るタイプに戻ったので当然ですね。しかし2018年8月現在では、まだ在庫を抱えているショップがある様で購入は可能ですが、価格:3,850円(税込)と非常に高価です。

そして最新版はマイナー・チェンジされ、色等の変更があり、Black Editonで採用されている物と同じ製品になりましたが、これも価格:5,500円(税込)と激高です。交換する場合前後になるので、最新版を購入すると1,1000円(税込)になりますが、これってシマノ DURA-ACE デュラエース R9100シリーズ ブレーキシューセットより遥かに高価格なのは、まさにブロンプトン価格ですね。

まとめ


交換し50kmほど走ってみましたが、ブレーキの利き具合は至って普通でした。今日は暑いので峠には行かず平坦な道を走りましたが、わざと急ブレーキをかけてもブレーキ鳴きなどせず、恥ずかしい思いをしなくて済みました。もしかして2018年モデルはギアが入らなくなったり、ブレーキシューの泣きが出たりと【はずれブロンプトン】なのかと疑ってしまいます。

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