ブロンプトン 自作バックパッククリップ

ブロンプトンカスタム

ブロンプトン自作バックパックバーの作成中、こんな大げさなバーを作らなくても大丈夫な気がしてしょうがなかったので、早速第2弾の名付けて「自作バックパッククリップ」を作ってみたところ、正直こっちの方が全然良いと思いました。

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名付けて「バックパッククリップ」制作部品について

バックパッククリップ制作に必要なパーツ

  1. 外径φ12mm、内径φ9mm長さ15cmの樹脂製パイプ(購入は長さ1000mmの物)
  2. マジックテープ:長さ45cm 1本(1本では販売されていないのでまとめ買い)
  3. 外寸φ11のグロメット:2個(購入は4個入り)
  4. パイプサドルバンドφ13:2個
  5. M4x8mmネジ、ナット各2個

これだけ購入しても1000円以下で収まりました。

バックパッククリップ制作手順

    1. パイプ切断
    2. サドルバンド追加工
    3. マジックテープ通し
    4. グロメット装着
    5. サドルバンド装着
    6. サドル穴に完成したバックパッククリップを通しM4ネジで固定

パイプ切断

パイプ切断
制作は糸ノコで100cmの樹脂製パイプを15cmに切断して、断面をヤスリで整えることから始めます。

サドルバンド追加工

樹脂パイプ径がφ12なので、本来なら同寸法のφ12が欲しい所でしたが、サドルバンドのφ12は無くφ13を購入し、写真左青線の様に曲げ加工とブロンプトンサドル穴にネジ固定部が入る様15mm程度にカットしました。
今回は試作品として制作したので出来栄えは、正直全く良くありませんが、不具合もありません。

マジックテープ通し

次にマジックテープをパイプに通すのですが、幅20mmのマジックテープは普通には通りません。
こそで写真の様にパイプに糸を通し、安全ピンでマジックテープと糸を繋ぎマジックテープを丸めながら強引に引き抜きます。

こんな感じで通れば後は最後まで手でひっぱり完成。

グロメットとサドルバンド装着

グロメット付けた理由は、パイプ径よりサドルバンド径の方が1mm太く固定出来ず、サドルバンド内で横方向へのズレをふぜぐまです。(ネジは借り止めしてみました)

サドル穴に完成したバックパッククリップを通しM4ネジで固定

完成したバックパッククリップのサドルバンドをブロンプトンのサドル穴に差し込みM4ネジとナットで固定します。
かなり狭い所での作業なので、やり辛いですが無事装着完了しました。

ブロンプトンに装着

ブロンプトンにバックパックを付けつとこんな感じで、バックパッククリップは、殆ど目立たず、よ~く見ると黒い筒状の物が見える程度です。
勿論走りに何か悪影響を与える事も、足が何処かに当たる事もありません。

バックパッククリップのメリット、デメリット

樹脂素材なので軽量

φ10x長さ15cm樹脂パイプなので、非常に軽量コンパクト。
サドルバックパーツを多用したアルミ材バックパックバー長さ25cmと比較しても軽量コンパクトです。

脱着が不要

バックパックバーは、長さ25cmもあり輪行時に外す必要がありましたが、長さ15cmのバックパッククリップは外す必要がありません。ブロンプトンのサドル幅より、ほんの少しだけはみ出ますが、全く問題無いレベルです。

個別取付けパーツが不要

バックパックバーは、取付のため個別にマジックテープ1本を個別に持つ必要があるのに対し、バックパッククリップは、もともとマジックテープがパイプに内蔵されているので持つ必要がありません。

樹脂製パイプの強度

デメリットと言えば、φ12と若干細めな樹脂製パイプの強度でしょうか。
これについては、今後検証して行きたいと思います。

まとめ

 

前回制作したバックパックバーは、脱着式のためどうしても多少のガタツキが出るのに対し、バックパッククリップは、サドル穴にサドルバンドを通し固定しガタツキを抑えられました。

重いブロンプトンなので、軽量コンパクトパーツは非常にありがたいし、輪行時に取り外す必要が無い事がなにより嬉しい。

ただこのバックパックバーやバックパッククリップは、まだまだ改良の余地が有ると思われるので、また時期を改めより良い物を考案したいと思います。

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