ブロンプトン折畳み自転車の魅力に迫る

ブロンプトン ブロンプトン

ブロンプトンのフレーム形状はたった1つ、それでも多くの人達がプロンプトンの魅力に引かれプロンプトンの世界へ導かれています。
私もそのプロンプトンの世界へ入り込んでしまった一人です。

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ブロンプトン【brompton】とは

ブロンプトンと言う自転車は、イギリスのロンドン郊外に工場を構えるブロンプトン・バイシクル社にて一台ずつハンドメイド制作されている折畳み自転車です。
フレーム形状はたった1つです。
ですがカタログを見るとS2LとかM3LとかM6Rなど沢山の仕様があります。

ハンドル形状は3種類

  1. S=スポーツタイプ
  2. M=街乗りタイプ
  3. P=ツーリングタイプ

ギア構成も3種類

  1. 外装2速
  2. 内装3速
  3. 内装6速

これに荷台無しがLで、有りがRになります。

例えば、M6RであればMハンドルの6速で荷台付きになります。
この辺りはオーナーの乗り方で選択する事になります。

ブロンプトン5つの魅力

意外と行ける平地巡航性能

購入後初めて、東京駅から三浦半島を経由して茅ヶ崎駅まで156kmを走り切りました。
その時のAVEは20.8キロです。
平地巡航速度も27キロ前後は出ていたので、前方を走るロードバイクから大きく離される事も無く、
数値から見てもブロンプトンの走行性能の高さは相当な物だと確信しました。

下りの安定性が優れている

ブロンプトンのタイヤは16インチと、他の折畳み自転車と比べても小さい部類に入ると思いますが、
ホイールベースが1044mmとロードバイクより100mm近く長いので下り性能も優れています。
実際、富士スバルラインの長い下りでも非常に安定していたので安心して下れました。

コンパクトな折畳み性能

折り畳んだ時のサイズは、縦580mm、横580mm、幅290mmくらいです。
私は試してませんが、駅構内の大型コインロッカーに入るそうです。
驚くのは大きさもさることながら、折畳み時の無駄の無さです。
サイコン1つ付けるのに気を使うくらい隙間が無く、ここまでちゃんと計算されているんだと思い知らされます。
また各部位がしっかり固定出来るのも素晴らしく、畳んでサドルを持ち上げれば簡単に運べます。
ただ多少保護してあげないとフレームに傷が付いてしまう部分もありますが、そこは大切ない愛車なので自分でカバーしています。

10秒で折畳み完了

折畳み時間は、慣れればたったの10秒。
これってロードバイクなら前輪を外すくらいの時間です。
もし輪行するなら電車1本は確実に早く乗れます。
また、畳んだ状態から戻すのも同じ工程を逆から行う感じなので10秒くらいですね。

旅の友になれる

写真のフロントバッグは25リッターも入りますが、ブロンプトンはフレームにバッグを付けるため、
大型バッグに荷物を満載しても問題無く走行出来ます。
これだけ大きなバッグがあれば1泊2日くらいなら十分です。
更に多くの荷物がある場合は、サドルとリアキャリアに登山用バックバッグを付ける手もあるので、その気なれば日本一周も出来ます。
実際多くの人がブロンプトンで日本一周しています。

欠点は3つある

出だしが不安定

5つの魅力で下りの安定性が優れていると書きましたが、出だしは不安定です。
これはハンドルが高い位置にあるのと、車輪が小さいが故の宿命です。
ただ慣れてしまえば、全く問題ないでので慣れるまで少しの間我慢しましょう。

登坂はさすがにダメ

城ケ島へ行くつもりが、三崎港へ降りてしまい登り返しの推測13%「日頃ロードバイクで坂をはしってますから坂を見れば大体何%かは解ります」が凄く辛かったです。
勿論ロードバイクでも13%もあれば辛いですが、ブロンプトンはフラットペダルなので踏み外したら大怪我に繋がるので無茶は出来ません。
理想を言えばTOPギアはそのまま、ローギアをもう1枚増やし3速仕様にしたいですね。

12kgは重過ぎ

畳むと非常にコンパクトですが私のブロンプトンは12KGを超えています。
これは、さすがに重いです。
ロードバイクでも輪行をしますが、ロードバイクは8KG台なので輪行袋に入れてしまえば、移動はブロンプトンより楽です。
現在はP2Lに荷台を付けP2Rとなり転がして移動出来ますが、輪行で出かける場合駅構内で転がすのはNGなので大変です。

まとめ

普通の自転車に比べれば高価ですがブロンプトンは高性能自転車と言えると思います。
以前ブロンプトンでは、「遠くへ行けないよ」なんて言われましたが、そんな事はありません。1日100km程度なら全く問題無く走れますし、荷物の搭載能力も優れてますから、連泊旅も行けます。
輪行しながらの小旅行には最高の友になるのではないでしょうか。

 

 

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