ブルックス革サドルは2,000kmで馴染む。

ブロンプトンカスタム

昨年12月初頭に、BROOKS(ブルックス) B17 IMPERIAL サドルを導入し早7カ月、走行距離2.000kmを超えたある日の朝、ブロンプトンでの通勤途中、ふっと最近尻が痛くない、何だか乗り心地も良くなったなと気づいた。

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結論ブルックスサドルは2,000km走れば馴染む


ブルックスサドルに替えた当初は、まるでまな板に座らせられた様ない感覚で、片道11kmの通勤も5kmで痛くなり辛く感じていましたが、2,000kmを超えた今では快適そのもの。通勤時に通るサイクリングロードのちょっとした段差などで、お尻を上げる事など必要無く、超快適通勤車となりました。
ただ100km超えのサイクリングでは、後半になるにつれ汗をかくため、打撲では無く、擦れとの闘いが始まるので、100kmを超える時には、パールイズミ「メッシュ インナーパンツ Cパッド 153」を穿けば快適です。またこのインナーパンツの良いところは、薄いパットのため輪行時での歩行も違和感など無い事。また普通のレーパンの様にパットが入っている様に見えないところも良いですね。

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ブルックスサドルが馴染むまでの1,000kmは

BROOKS

3月に「ブルックス革サドル慣らし1,000kmの記録」と言う記事を書き、その時のまとめで【最高の乗り心地になる予感】で締めくくりましたが、2,000kmを超えその通りになりました。

最初の1,000kmまでは下の過去記事をご覧ください。

1,000kmを超え2,000kmまで何をした?

1,000kmまでは、週一ペースでオイルを塗ってましたが、4月、5月、6月、7月は、月一で塗る様にしました。理由は革製品の性質である温度20~30℃湿度70~80%を超えるとカビが繁殖しやすい事からのカビ対策ですが、既に馴染む兆しが見えていた事もあり月一にしたのも大きな理由です。

1,000kmから2,000kmまでの変化

こちらが1,000km到達時のサドルです。微かですがサドルに凹みが出来ています。この頃の乗り心地は、座骨の中心付近尻肉がサドルに触れている感じで、まだまだピンポイント接触しているイメージですかね。そのため50kmを超えた辺りからお尻に痛みを感じ100kmは正直しんどかったです。

あれから4ヶ月毎日の通勤利用と週末サイクリング2,000kmを超えると、サドルの凹みが増し、座骨周辺の尻肉が当たる面積が増えお尻の全体とまでは行きませんが、かなり広範囲で座れる様になりました。
こうして見ると色がだいぶ変化して来ましたね、これが味と言えばそうなんでしょうが、突然色が剥げる感じでした。

サドルの上でお尻ポンピングしても痛くない。

お尻が痛くない事に気を良くして、試しにサドルから立ち上がり、お尻をドカンっと落とす動作を幾度と繰り返し、座骨が痛くなるか試してみたところ、まるでトランポリンの様にお尻を跳ね返えして来ます。これは凄いと20回ほど繰り返してみましたが、座骨が当たる事も無く快適そのものでした。

まとめ


ブルックス革サドルに替えて本当に良かったと思います。ただ革サドルは、今回の経験上馴染むまでに2,000kmもの距離を走らなければならい結果となりました。私はブロンプトンで年間4,000km位は走るので、半年で馴染みましたが、あまり走らない方だと馴染むまで数年も掛かってしまう事になりますから、革サドルがカッコ良いからと安易に手を出す物ではなさそうです。それでもブルックス革サドルを付けたいと言う方は覚悟が必要だと思います。

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