先日海外通販SJS cyclesで購入した【キャラダイス】クラシックサドルラック。これは元々ブルックスの革サドル用に設計されているため、それ以外のサドルには装着不可ですが、それを強引にブロンプトンサドルへ装着しました。
【キャラダイス】クラシックサドルラックについて
【キャラダイス】クラシックサドルラックは、金属製のバッグループを備えたサドルにしっかりと収まるように再設計されたビンテージデザインのラックです。
クラシックラックを金属製のバッグループを備えたブルックスサドルに付けた場合、バッグループに直接バッグを付けるよりも最大10 cm高く持ち上げられるため、(ブロンプトンにはあまり関係ありませんが)優れたホイールクリアランスを実現します。
【キャラダイス】クラシックサドルラック詳細
サドルループからラックの底までの総落下量12cm
最大推奨荷重6kg
スチール製
重量:330g
寸法:14cm(W)x 20 cm(H)x 17.5 cm(D)
固定システム:ナイロンウェビン
サイズの違うバッグに対応する2つのストラップマウント
注:接合部の溶接はそれほど整頓されていませんが、これは性能に影響しません。
クラシックサドルラックがブロンプトンに付かない訳
ブルックスサドルのバッグループ穴が、サドル最後方に付いているのに対し、ブロンプトンサドルのバッグループ穴はサドルレール後方に在るため、クラシックサドルラックのフックがループ穴まで届かず付けられません。対策としてフックを自作する事も考えましたが、例え長いフックが出来たとしても固定が難しいため、当初の計画通りリクセン.カウルにする事にしました。
クラシックサドルラックにアダプタープレートを付ける
クラシックサドルラックのリクセン.カウル化は、BASIL(バジル) バスケット クリックフィックス アダプタープレートを付けなければならないのですが、色々試した結果写真様にラックのパイプ2本をプレートで挟み込む事にしました。パイプごと挟むみは、プレートの標準ネジでは長さが足りないため標準ネジより10mm長いネジを購入しバッグ無しで組みつけたところ、意外としっかり固定出来ました。
そしてサドルバッグを挟み込み付けた状態はこんな感じです。
サドルバッグとラックを固定するベルトが、本来なら横に止める所高さが合わず縦になってしまいましたが問題なさそうです。
自作リクセン.カウルアタッチメントホルダーを補強しました。
写真には自作したリクセン.カウルアタッチメントホルダーが付けられています。
興味のある方はこちら
自作リクセン.カウルアタッチメントホルダーは、アルミ板の厚さが2mmと薄いため強度が足りなかったため補強しました。
厚さ2mmのアルミ板補強対策
- アルミ板の角度を15°から30°に変更。
- リクセン&カウル.アタッチメントに付属しているワイヤーを、サドルレール内側に通しアタッチメントに固定。
30°に変更したのは、アタッチメントの補強ワイヤーをサドルレール内側に通し、固定してもワイヤーの張りがあまいため、サドルバッグの重量でアルミ板が下がってしまう為です。その結果上の写真でアタッチメントは地面に対し水平より少し上向きですが、バッグの重さでワイヤーが張られると略水平になります。
まとめ
クラシックサドルラックのリクセン.カウル化で取外しが楽になり、リクセン.カウルアタッチメントもサドルの後方に飛び出る事も無いため、輪行袋にも問題無く収まります。元々これが狙いだったので大変満足な結果になりました。
また意地でもブロンプトンサドルに、クラシックサドルラックを付けた理由は二つ
- バッグの自由度(アダプタープレートが有れば様々なバッグを付けられる事が最大の魅力)
- ブロンプトンサドルの乗り心地がサイコーだから。
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