今年からマツダCX-3で車中泊サイクリングを楽しもうと3回程実践して見ました。佐渡島一周で新潟港付近道の駅泊、大井川鐵道金谷駅近郊の道の駅泊から学んだ事をヒントに基づき、揃えた車中泊グッツで3回目の車中泊乗鞍高原へ行ってみた結果をまとめてみました。
車中泊に最も大切なのは、環境に対応できるかがキモ
初めての車中泊は、佐渡島一周のため新潟の道の駅「ふるさと村」へ前日入りした時でした。駐車場はフラットで、どこに停めても快適に睡眠がとれる立地で、大型車の駐車スペースと乗用車ペースが離れているので、トラックのアイドリング音も気になりませんでしたが、夜中でも車の出入りが多く、ライトの光が気になったり、外でおしゃべりする人も居たので、熟睡出来ませんでした。
2回目は大井川鐵道の時に利用した道の駅「掛川」です。駐車場は3カ所に分散されているので、道の駅建屋から離れている所なら比較的静かです。また道の駅内にはセブンイレブンが在り24時間開放され食料品には困りません。ただここは街灯が明るく目を瞑ってもきになりました。また仕事を終え家に戻り食事とお風呂を済ませ出発するも、現地までの移動で4時間かかり到着は23時で、直ぐに寝ようと思っても寝付けず熟睡できませんでした。
そんな経験から3回目の乗鞍エコーラインサイクリングに備えて準備をしてみました。
快適な車中泊アイテム10選
2回の車中泊で学んだ事は、「外部との遮断」と「家と同じ環境作りと早めの現地入り」すなわち外から離れ家となるべく近い環境作りをする事で、この環境を作るには、早めの現地入りと光と音を如何に遮断出来るかがキモになります。そこで私が実践したのが以下の10アイテムです。
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- フロントガラス用サンシェイド
- レジャーマットで作る自作サンシェイド
- 自作フラットシート台座←命名
- 助手席後方を埋める椅子
- 置き畳
- お昼寝布団
- シェラフ【寝袋】に枕とパジャマ
- ランタン
- キンドル ファイヤー【kindle file】
- 目覚まし時計
フロントガラス用サンシェイド
フロントガラスサンシェイドは、車内に入る強い日差しを遮る物ですが、駐車場内街灯の光を遮断するにも有効なのでこれを利用しました。
レジャーマットで作る自作サンシェイド
フロントガラス以外はレジャーマットをガラスに合わせ制作しました。レジャーマットの大きさですが、CX3の場合フロントガラス以外であれば長さ200cm幅100cm厚さ0.8cmで足ります。
制作方法は、多くの方が実践しているので割愛しますが、1点だけ注意が必要で、写真の様に折り目が縦方向に来る様に切る事です、これを横方向に切ってしまうと折り曲がってしまい上手く着かない可能性があるからです。また折り目が縦方向だとコンパクトに畳めます。
自作フラットシート台座
CX3は後部座席を倒してもフラットにはならないので一工夫必要です。簡易的ですがホームセンターで端材として販売している木材を利用してこんな物「自作フラットシート台座」を作りました。
用意したのは
長さ約1m、幅9cm、厚み2cmの板を2枚
長さ6cm、幅9cm、厚み2.5cmの板2枚
半円状で幅9cm,厚み4cmの2枚
以上の木材を写真の様に釘で打ち込みました。これでほぼ平になる予定です。
助手席後方を埋める椅子
CX3は後部座席を倒し、助手席を前方へ移動、更に背もたれも倒すと長さ約180cm、幅約60cmの空間が出現します。しかし助手席後方には当然大きな空間が出来るので、ここを埋めるため家にある物を物色していたら運良くジャストサイズの椅子を見つけました。
ただこの椅子は、折り畳んだり出来ないので出来れば折り畳み式にしたいところです。
置き畳
次に助手席を移動して出来た長さ約180cm、幅約60cmの空間に、自作フラットシート台座を置きその上にベッドの土台となる物を置く訳ですが、あまり硬い物だと車に傷を付けかねないので、色々調べた結果、置き畳に辿り着きました。この置き畳の中は、硬いスポンジで出来ており丈夫な上軽量です。問題はサイズですが、カインズホームで縦横58cm厚み2.5cmの物を見つけたので3枚購入しました。これで長さ174cmの畳が完成です。
因みに1枚1450円+税でした。
実際に自作フラットシート台座の上に置き畳を並べてみると良い感じになりました。
お昼寝布団
快眠のためには、家で寝る状態に近づける事が大切です。私は普段から和室で寝ているので、畳+布団の組み合わせにしました。この布団は幅60cm長さ180cmとほぼ置き畳3枚と同じサイズになりましす。
注意:この布団は色柄を選ぶ事が出来ません。しかし注文時にコメント欄へ希望を書く事ができるので運が良ければ好みの布団が購入出来る事も。
シェラフ【寝袋】に枕とパジャマ
掛け布団まで持って行くのは、大変なのでシェラフを使います。それとパジャマです。えっパジャマと思うかもしれませんが、これかなり大切です。
ランタン
車中泊をする上で、エンジンを掛けっぱなしにするのは迷惑、かといってエンジンを切りルームランプをつけるとバッテリー上がりが不安になります。そこで登場するのがランタンです。これはusb充電タイプでインプットとアウトプットがありアウトプットではスマホ充電も出来る便利な機能付きです。明るさは2パターンとフラッシュがあります。正直車内で使うのにフラッシュは必要ありませんがキャンプ用なので付いています。
キンドル ファイヤー【kindle file】
2回の車中泊で気付いた重大な事、それは目的地に付いて直ぐには寝れない事です。車を何時間も運転して、神経が高ぶった体で、さ〜寝ましょうなんて事が出来ないのです。そこで私は2,3時間前に現地入りし、車内でkindleにダウンロードした映画を観てゆっくりし、高ぶった神経を落ち着かせ就寝する事にしました。
まとめ
3回目の車中泊乗鞍高原では、就寝5時間前に現地入りし、温泉に入り食事をとり、窓ガラスをレジャーマットで塞ぎ外からの灯りと音を遮断、あとはkindleでダンロード済みの映画を観て就寝し、良い感じで睡眠が取れたとました。
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