SEVEN BIKEを購入して来月でマル2年になるので、ショップに各種点検及びメンテナンスをお願いした序に【Fizik】フィジーク Cyrano R3 ブルハンドルと【THOMSON】トムソン ELITE X2 ステムを新調しました。
【Fizik】フィジーク Cyrano R3 ブル ドロップハンドル ブル
SEVEN BIKE購入時、ハンドル幅を380mmにするか400mmにするか迷い、TNIの380mmハンドルにしたのですが、やはり私には狭く、ダンシングで上手く車体を振れず楽しく走れないので、400mm幅でショートリーチでドロップ量の少ないハンドルを探したところFizikに辿り着きました。
Fizikハンドルは、サドル同様3種類のラインナップで構成されていますが、中でも「ブル」は脊椎の柔軟性が低い方向け、アップライトなショートリーチ、コンパクト形状が私好み。
リーチは75mmとTNIより5mm長いですがドロップは125mmで同じ、重量は420mm:245gなので400mmはもう少し軽く、アルミハンドルとしては、かなり軽量な部類に入ると思います。
昨日60kmほど走り感触を確かめたところ、剛性云々は分かりませんが、やはり400mmの方がダンシングもし易く私に合っていると思いました。
【Fizik】フィジーク Cyrano R3 ブル ドロップハンドル ブル
400/R75/ D125/重量:245g(420mm)
【THOMSON】トムソン ELITE X2 ステム
今回トムソンステムに替えた理由は、シートポストと揃えたかったから。
元々シートポストはTNIのカーボンポストで、それにSMPサドルを付ける予定でしたが、サドルを水平に付ける事が出来ず、早々に振り幅の大きいトムソンシートポストへ交換したためなんです。
トムソンと言えば精密なアルミ削り出しで有名ですが、それだけではありません。
写真の指先を見ると上下ネジ間が繋がってます。ここが繋がっているステムは私が知る限りトムソンと日東だけ。やはり日本メーカーである日東と同じ作り方をしているだけで、安心感が違いますね。
また、このステムはバークランプ径31.8mmの中では細めにできており、SEVENのような細身クロモリフレームとの相性も抜群。
心配な点も一つ
ハンドルを固定するステムクランプがネジ2本留めなんですね、一般的には4本留めが大半だし、同じトムソンでもX4は4本なのになんでなんでしょう、やはり軽量化ですかね。
そこでちょっと負荷の掛かる激坂(瞬間最大勾配32%)を3本登ってみました。
激坂と言っても距離は僅か100m程度なので、本当に感触をつかむ程度でしたが、ハンドルが捻じれる事など全く無く、必要十分だと思いました。
見た目の欠点一つ
このステム何故かバークランプ部が丸みを帯び細身のステムに対してやや大きく、ステム長が100mmでも長く見えまえん。その原因は、通常コラム側の高さは40mm程度有るのですが、トムソンステムは35mmしかなく、その延長上にステムが伸びているため、どうしてもバークランプが膨らんしまうのです。
【THOMSON】トムソン ELITE X2 ステム
カラー:ブラック
サイズ:100 mm
アングル:+/-10°
重量:139g
対応ハンドル径:31.8mm
価格:¥11,000(税別)
【スパカズ】スーパースティッキー クッシュギャラクシー ネオン ブルー
スパカズは、ここ数年人気のブランドですね。
アメリカ・カリフォルニアに本拠地を置くサイクルアクセサリーブランドで、スペシャライズドの創業者マイク・シンヤード氏の息子であるアンソニー・シンヤード氏が2012年に設立し
UCIワールドチームをサポートし、フィードバックを蓄積、快適なライディングをもたらす高品質なバーテープやグリップを生み出しているメーカーだそうです。
このバーテープを選んだ理由は、汚れた際のクリーニングも行いやすい設計とアルミ製バーエンドプラグ付属する事と人気ブランドだから。
それにバーテープは、1000円の物と3000円の物では持ちが全然違います。これは前回そこそこ良いバーテープしにしたところ、なんと2年も綺麗な状態を保つ事が出来た経験からで、今回もちょっと頑張って高級なスパカズを選びました。
でも、まだ60kmしか走ってないのでレビューは書けません。
まとめ
シートポストとステムがトムソンになった事で、SEVEN BIKEは略完成、欲を言えばホイールを交換したいところですが今は我慢です。
個人的感想ですがトムソンステムは、あえて削り出し感を醸し出す作り。
何故なら私は、長年超精密部品加工に携わる仕事をして来たので、正直今の時代もっと綺麗な加工はいくらでも出来ます。しかしトムソンは、そこをあえて荒目の削り出しで魅力的な表現しているのだと思います。
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