ブロンプトンで富士五湖を巡る富士山絶景スポットの旅

ブロンプトン旅の軌跡

富士山麓の紅葉は見頃を過ぎてしまいましたが、ふっと富士五湖巡りをしたくなり、山中湖をスタートし、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖へと走り、富士山絶景スポット探しながら、最後はJR東海身延線で輪行する富士山絶景スポット探しをする旅をしてきました。

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富士山駅からスタート地点の山中湖平野バス停まで

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中央線高尾駅6:15初の電車に乗り、大月駅で富士急行に乗り換え7:50富士山駅到着。ここからスタート地点である山中湖までは、富士急行路線バスの3番乗り場発着「忍野・内野・山中湖・道志・御殿場駅・アウトレット」 方面行きへ乗ります。電車を降り8:08のバスを待っていると、1本前7:53発のバスが遅れて入って来ました。事前調べでこのバスには間に合わないと思っていたので、乗れてラッキーと飛び乗りました。

山中湖平野バス停

なんで1本前のバスがラッキーなのかと言うと8:08のバスは御殿場アウトレット行きなので、山中湖旭日丘バス停で降りる事になり、最初の絶景スポット山中湖パノラマ台まで7kmほど走る事になるからなんです。しかしこのバス大型バスなのに走るルートはまるでコミニュティバスみたいです。私立病院を経由し、国道139号線へ入ると工事の影響か渋滞、更に温泉施設を経由したり、国道をそれ忍野八海、村役場などを経由し、なかなか目的のバス停平野へたどり着きません、そして湖畔を走る頃には到着時刻の8:46を過ぎてしまい、9:10頃道志みちの入口でもある平野バス停へ到着しました。

山中湖パノラマ台へ

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平野バス停から県道730号(山中湖小山線)を走りパノラマ台を目指します。ここは2020オリンピックロードレースのクライマックスと言っても過言ではない明神峠へ向かう登りですが、山中湖側からならブロンプトンでも登れます。しかし頑張って登ったのに富士山は雲に隠れ全く見えませんでした。本来なら正面には富士山、眼下には山中湖が見える絶景ポイントなんですが残念でした。

河口湖から見る富士山

山中湖サイクリングロード

パノラマ台から山中湖湖畔のサイクリングロードを走ります。数年前は工事で走れない場所も在りましたが、現在は全て整備され山中湖をグルっと1周出来るようになったみたいですね。さて当初の計画では途中忍野八海へ寄り河口湖へ行く計画でしたが、バスの遅れがあったのでパスして河口湖へ直行です。

山中湖から国道139号を5kmほど走り、東富士五湖道路の側道へ入りスバルラインを経由し、河口湖へ向かいますが、この側道は139号線と違い、交通量も信号も圧倒的に少ないので、走り易くオススメです。

スバルラインを経て河口湖へ入って来ました。湖畔には幾つかのトンネルが在るのですが、トンネルを迂回するとこんな風景もみれたりします。

こ子は「風のテラスくくな」前からの写真です。この場所は紅葉の季節なら手前の木々の紅葉と富士山が取れ良いポイントなんですが、紅葉が過ぎてしまったので少し残念ですが富士山はハッキリ見えて来ました。

河口湖から西湖いやしの里根場へ

西湖いやしの里根場

河口湖から湖北ビューラインを走り西湖へ向かうと、河口湖と西湖の間に小さい峠が在ります。今回のルートで登りが在るのは、最初のパノラマ台へ向かう登りとここ(のはずだった)だけ。ブロンプトンではまぁまぁキツイ坂でしたが、無事登り切り西湖のはずれに位置する「西湖いやしの里根場」へ 到着しました。残念ながら西湖湖畔からの富士山は、ほんの少しだけ見え絶景と言える所も無く、釣り人の湖感が強いイメージです。そう思うと「西湖いやしの里根場」は、西湖の観光名所として開園されたのでしょうかね。藁葺き屋根の家屋が20棟くらい並び、色々な体験が出来るようですが、今回は時間的余裕が無く中には入りませんでした。

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「西湖いやしの里根場」に到着したのが12:00少し前だったので、ここで何か食べる事にしました。もちろん食べたのは富士五湖周辺で有名なのは「ほうとう」です。今まで数回食べましたが、ちぢれ麺は初めて、個人的には正直ただでさえ太めの麺なのに更に縮れてると食べ辛い。

神秘的な精進湖に魅了される

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富士五湖の中で、最も小さく最も離れた場所に位置する精進湖。正直全く期待してなかったのですが、この写真結構良いのではと思います。これで富士山に雪があればサイコーの絶景だと思いませんか。

syoujiko

こうして見るとやっぱり他の湖からより、遠いと思いますが実に良いですね。気に入りました。

千円札で有名な本栖湖へ

motosuko山中湖から60kmを走り1番端っこに位置する本栖湖へ到着です。本栖湖と言えば千円札裏側の富士山撮影場所(中ノ倉峠展望地)ですが、そこまで行かず国道300号から本栖湖畔線へ入る所に在る展望公園へ。しかし富士山頂は、雲に隠れてしまい見えません。ただここまで想定よりかなり早く着き時間に余裕があったので、雲が途切れるまでしばらく待機すると、そう待たずに山頂だけ雲が途切れ見えて来ました。とても千円札とは違いますが、こればっかりは天候次第なので仕方ありませんね。

豪快なダウンヒルで身延線一ノ瀬駅まで

富士五湖めぐりで富士山の絶景を見る旅も終わり、残すはJR東海の身延線一ノ瀬駅まで約14.6km、高低差670mのダウンヒルを楽しみ輪行です。この道一部かなり急カーブな所もありますが、勾配はそうでも無く、ブロンプトンのブレーキが悲鳴をあげる事も無く途中の道の駅まで降って来ました。道の駅でゆっくり休憩出来たのは良かったですが、ここで一ノ瀬駅までの所要時間を確認しなかったのが大失敗。何と駅に着くと1本前の電車が出た直後でした。これで次の電車まで2時間待ち決定です。

一ノ瀬駅

秘境駅とも言える一ノ瀬駅は待合室と水道とトイレのみあとは何もありません。近くには民家も在るようですが、ここに2時間は辛いので2つ先の駅まで約6kmを走る事にしましたが、待っていたのは激坂峠でした。何と平均勾配10%以上が1km、これロードバイクならまぁまぁ大丈夫な坂ですが、2速ブロンプトンにはきつ過ぎです。それでも交通量が少ないのを良いことに蛇行で登りきりましたよ。

激坂を制覇し2つ先の甲斐岩間駅に到着するも、電車が来る時間までまだまだなので、もう2つ先の鰍沢口駅まで走ると、ホームに居ないはずの電車停車してました。もちろん間に合う事も無く見送りましたが、聞くところによると甲府駅と鰍沢口駅を折り返す電車があるそうですが、スマホのアプリで検索しても出て来ませんでした。

まとめ

今回は、ふっ思い立ち富士五湖めぐりをしてみましたが、紅葉シーズンも終わり富士山の積雪はまだこれからと、何とも中途半端な時期のため本当の絶景は見られませんでしたが、山中湖から本栖湖そして身延線ルートが把握できたので、桜の季節にまた行きたいと思います。

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