八王子から輪行で八高線、両毛線、わたらせ渓谷鐵道と乗り継ぎ、6時間弱ようやくサイクリングのスタート地点である栃木県日光市足尾町の間藤駅に到着しました。早速ここから約44km先の上毛電気鉄道「赤城駅」まで観光サイクリングスタートです。
わたらせ渓谷鐵道沿線を走り足尾銅山観光へ
間藤駅を出発し走る事3kmで、足尾銅山観光へ到着です。正直言ってこの県道250号線、またこの先から合流する国道120号線を含め見所のメインはここだと思います。
トロッコ列車に乗り込み観光スタート
ブロンプトンを駐車場の隅っこに止めチケット売り場へ向かうと、手前に居たおじさんに止められ、氏名、出身地、電話番号を聞かれましたが、多分コロナ対策の一環だと思われます。おじさんの質問に答え、売り場で大人830円のチケットを購入すると、お姉さんが矢印の方向へ進んで下さいと案内するも矢印が見当たりません。するとおじさんが矢印の方に指を刺し教えてくれたので先へ進みます。
けっこう急な坂を降るとトロッコ列車のホームみたいな所があります。ホームには従業員さんらしき人が居ましたが掃除に夢中なのか特に案内もなく、自分はどうしたら良いのやら全く解らず、辺りを見回すとホームの先に数人の観光客が居たので行ってみると、トンネルからトロッコ列車が出て来たので、慌ててホームに戻り乗り込みました。
もっともお姉さんがくれたパンフレットを見ればルートは解るので、それを見ろって事ですね。
日本一の鉱山の都と呼ばれた校内へタイムスリップ
トンネル内のホームへ降りると、身長167cmの自分でも頭を打つけてしまう程低い天井の長い通路がお目見えです。歩き出すと外よりかなり気温が低い事に気づきますが、鍾乳洞ほど寒くな無いです。最初目にするのは、ここさら先1200キロの坑道と書いてある看板ですが、もちろんこれは間違えで1200mです。そして観光出来る坑道は400mです。
坑道は江戸時代、明治時代、昭和時代の展示場に別れ、この人は明江戸時代の工夫だそうです。薄暗い坑道で見るとちょっと怖いです。
この方は昭和時代の人なので顔つきからして親近感を感じます。ちなみに赤いスイッチを押すと音声で発破をかける作業の再現をしてくれ、爆破の後数秒後に爆風では無いですが、風を感じる事が出来ます。
彼らは休憩する工夫です。ここにも赤いスイッチがあり、どの時代でも休憩中のたわいの無い話を聞く事が出来ます。
400mの坑道から出るとさくら岩機体験コーナーがあり岩を砕く振動を体験出来たり、明治時代のおねさんが出迎えてくれます。
雲行きが怪しいので足早な観光のため写真は有りませんが、この他古いお金が展示してある施設やお土産屋さんなども有りました。
草木ダムとよもぎまんじゅう
ここは草木橋で奥〜の方に見えるのが草木ダム。空はもういつ雨が降って来てもおかしくないので、写真を撮って退散です。
草木橋から2kmも進まず、とうとう雨が降ってきました。仕方なく草木ドライブインにより雨宿りしよもぎまんじゅうを購入。これもここら辺の名産品の1つ。またドライブインに入った左手の店で、お土産に「くるみまんじゅう」を購入しましたが、ここのおじさんがギャグの連発ちょっと疲れました。
神戸駅(ごうと駅)でランチ
春には電車とさくらが見られる、わたらせ渓谷鐵道の観光名所第1位と言って良い、ここ神戸駅内にある列車のレストラン清流でランチです。もちろん狙うは駅弁ですが着いた時間が遅いのか12:30にして完売。残るは肉うどん、肉そば、カレーライスと1番高い舞茸定食のみ。
帰宅時間から考えてしっかり食べたいので、舞茸定食をチョイスしました。極論を言うと田舎の味でしょうか、やや濃いめの蕎麦に炊き込み御飯、舞茸の天ぷらに、サラダと昆布そして漬物。舞茸天ぷらは何をつけて食べたら良いのやら分かりませんでした。
自転車がまんま乗れる上毛電気鉄道へ乗るへつづく
コメント