福島の名物グルメ 円盤餃子とふくしまブラックメンを食す

円盤餃子満腹 グルメ

GO-TOトラベルを利用し、ロードバイクで磐梯吾妻スカイラインの紅葉を楽しもうと計画していた時、スタート地である福島駅には円盤餃子の餃子屋さんが点在している事を知りました。気になり少し調べてみると、駅近郊に9店舗ほど在りその中の1軒に行ってみました。

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円盤餃子のお店探しは福島観光ノート餃子マップが便利

出典:福島市観光ノート

福島市観光ノートに搭載されている「餃子マップPDF」には、店名はもちろん餃子の写真からお店の場所、更に営業日や営業時間、駐車場など細かく書かれているので非常に便利。しかし営業時間を見ると大半のお店が夕方からの営業。どうやらここ福島では、餃子は酒の友か晩御飯のおかずと言う位置づけになる様で、お昼の時間帯でも食べれる宇都宮餃子や浜松餃子とは勝手が違います。
そこで各店の営業時間を見ると「餃子照井駅前店」「らーめん石狩」そして「元祖円盤餃子満腹」の3軒のみでした。
早速駅前に在る「餃子照井駅前店」に行ったところ、お店前を囲むように立っているお客さんが居て、どこへ並べば良いのか分からず諦めて元祖円盤餃子「満腹」へ行く事にしました。

元祖円盤餃子「満腹」に行ってみた。

駅から歩くこと15分、元祖円盤餃子「満腹」へ到着。時刻は13:00過ぎだと言うのに、ざっと15人ほどの行列ができてました。しばらく並んでいるとお店のおばちゃんが、順番に餃子は一皿30個になります。食べれるまで1時間くらい掛かりますがよろしいですか?と言いながらオーダーを取っていたので、様子を伺っているとお客さんの大半が初めてのようで、餃子30個を食べ切れるか心配する声が聞こえてきましたが、おばちゃんが言うには「少し小さめなので女性でも食べ切れます」と言い皆さん一皿づつオーダーしてました。

昭和28年創業の餃子専門店 元祖円盤餃子「満腹」

福島餃子は円盤型に焼き上げるのが特徴で、その「円盤餃子」は昭和28年創業の餃子専門店「満腹」がルーツだそう。「満腹」の餃子は皮からすべて手作りで、なかに入れるあんは、創業当初から白菜にこだわっているのが特徴。

元祖円盤餃子「満腹」店内は

店内はお店に入りすぐ右側に7〜8人が座れるカウンター席。その反対側に二人掛けのテーブルが二つと、10人〜15人くらい座れる座敷が二間。
壁には有名人の色紙がこれでもか言わんばかりに貼られています。

メニューにご飯(白米)はありません

円盤餃子は(一皿30個)¥1500(税込¥1650)、それと水餃子(8個)¥400(税込¥440)です。あとはおつまみとビール。ご飯(白米)はありません。

大皿へ円盤状に並ばれた30個の餃子

二人掛けのテーブルに案内され待つこと40分、やっと円盤状に並ばれた餃子が運ばれて来ました。運ばれて来たのは、餃子とラー油だけ。お水はセルフです。見るとやはり小ぶり、これなら女性でも十分食べ切れる量ですね。大きさとしては、一つを一口で食べても小さいと感じるが、二つを一口で食べる気にはならないと思うくらい。

元祖円盤餃子「満腹」実食

満腹の餃子は白菜をメインとし、切った白菜は冷蔵庫で2日間寝かし水分を飛ばすというこだわり。具は白菜に豚ひき肉、長ネギ、ニラ。皮は2種類の強力粉を軟水・硬水で練り、最低2日間熟成させるそう。作業はすべて手作業の分業制。そのためかお店が終わってないのに帰る従業員も居ました。

早速醤油にお酢を少々、それに自家製ラー油をたっぷり入れいただきます。少し小ぶりな餃子は、皮が薄く焼けている部分はパリッっと、そうでない部分はシットリした食感。具は、やはり野菜中心「白菜、長ネギ、ニラと控えめなひき肉」のためか、少し野菜の甘さを感じますが、自家製ラー油につけて食べる程よい辛さと絡まり美味しい。

元祖円盤餃子「満腹」公式ホームページ

「元祖円盤餃子満腹」へのアクセスは

「元祖円盤餃子満腹」へのアクセスは、駅を背中に左手に在る吾妻通りへと進み、その先の文化通りを通過すると、左手に福島稲荷神社が在り、突き当たりを左へ曲がりすぐに右へ曲がると前方に満腹の看板が見えて来ますが、ここから先極細道を通りお店へとなります。

もう一つの名物「ふくしまブラックメン」

強風で飛ばされた雪と寒さで断念した磐梯吾妻スカイラインと五色沼で、帰りの新幹線まで時間を持て余してしまったので、温泉に入りその後はどこかのカフェで時間つぶしをしようと思ってましたが、良いところが見つからず駅前まで戻り、たまたま入ったらーめん工房 墨乃家にオススメを聞いたらブラックメンを進められた。

出てきたブラックメンは、溜り醤油にニンニクこがし粉を加えているそう。

油多めの少し黒い醤油風味スープのイメージ、スープに黒い粉末状の物体が浮いているが、これこそニンニクをこがし粉由来か。

具は、海苔、水菜、メンマ、刻み青ネギ、小ぶりなチャーシュー2切れ。

油の浮き具合と見た目から濃いめの味付けかと思えるが、それほどでもなく、少し縮れた中細麺にスープが絡み、飽きることなく最後まで美味しく食べれる。

お店はかなりコンパクトでL字カンター席とテーブル席が一つ。ちなみに自分が行った時はお客さんは居なかった。

まとめ

今回は初めてと言う事もあり、代表格である元祖円盤餃子「満腹」を訪れたが、餃子マップを見ると個々のお店により特徴も様々、またどこのお店でも一皿で十分お腹いっぱいになるのも嬉しい限り。またチャンスがあれば、見た目も可愛くぷっくりした餃子の山女へ行ってみたい。

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