ハマイチをブロンプトンで一周して来ました。浜名湖1周サイクリングは、湖畔に整備された「浜名湖周遊自転車道線」を走るコース。湖畔は多彩な風景を眺めながらのんびり走れるのですが、「遠州のからっ風」は、辛かった。
弁天島から反時計回りで浜名湖1周サイクリング
今回は弁天島から反時計回りで、ぐるっと一周して来ました。
ハマイチ1周は、何処へ寄るかによって多少の違いは有りますが大体70kmです。
1周70kmの内40数kmを湖畔に整備された「浜名湖周遊自転車道線」をのんびりと走れますが、後半は、湖畔を離れ国道をイッキに走り切る感じです。
ハマイチは遠州のからっ風に注意
浜松は風が強くて有名な所ですが、「遠州のからっ風」と言うらしく、湖畔を走っていてると時折強烈な向かい風となり思うように走れません。まぁそんな時は敢えて風と戦わず、景色を見ながらのんびり進み、追い風の時に遅れ分を取り戻す様に走りました。
弁天島をスタートし間もなくウインドサーフィンを楽しんでいる多くのサーファーがいましたが、進むスピードが凄い。これも「遠州のからっ風」があるからなんでしょうが、サーファーが落下するのも激しいのでかなり危険なスポーツですね。それにしてもスタートした所に戻れるのだろうか?ウインドサーフィンを全く知らない自分には分かりませんが。
これは「遠州のからっ風」を利用した風力発電ですかね、色んなタイプが設置されている所から調査用なのか分かりませんが、グルグル回っていたので発電力有りそうです。
館山寺で【手打ちうどん権太】遠州さぬきうどんを食す
弁天島から13km舘山寺温泉に到着です。ここはホテルに遊園地に動物園にロープウェイと浜名湖1番の観光地ですかね。
ちょうど昼時だったので、お昼ご飯に遠州さぬきうどんを食べる事にしました。
浜名湖と言えば「うな重」で有名ですが、敢えてうな重を避けて、遠州さぬきうどんを食べる事にし【手打ちうどん権太】で「シラスうどん」と「わらび餅」にしました。
シラスうどんは見ても通り手打ちうどんに釜揚げしらすと大根おろしに刻みネギです。これに自家製出汁醤油「かけまいか」を自分でかけて食べるそうです。
自家製出汁醤油「かけまいか」の濃さが解らないので最初は少な目にかけ、個人的にはまだ薄いだろうと思い食べてみると、60過ぎの自分には丁度良い具合。うどんは腰が強く、噛むにつれ甘みを感じつつシラスの塩味も感じられ非常に美味しい。
そしてメニューに「わらび餅」が、うどん屋さんなのに何故わらび餅と思い、これはよほど自信があるのだろうと注文したところ、もう歯ごたえが全然違います、上手く表現出来ませんが、水ようかんに近い歯応えプラス弾力があり、これまで食べたわらび餅とは別物、たった4つなのに十分満足出来ました。
みをつくし橋の途中に小さい峠あり
「浜名湖周遊自転車道線」はけっこう親切で交差点には看板、道路には青い矢印と自転車マークがあり道案内がされていますから、道に迷う事は少ないですね。
弁天島駅から約16km地点に小さな峠あります。ここがハマイチで1番勾配のキツイ坂だとおもいます。ただ距離は短いので大丈夫。
そしての橋がみをつくし橋。たぶんハマイチで1番奥になると思います。
ランチやお土産は自転車でも入れる浜名湖パークSAへ
食後は、相変わらずの向かい風と追い風の中湖畔ギリギリを走ります。
過去にビワイチやカスイチも行きましたがここまで湖畔ギリギリを走れる湖はありませんでした。
実はここ浜名湖SAは、ちゃんと辿り着けるよう道路に「ぶらっとパーク浜名湖SA」と書いてあります。サイクリストの受け入れも十分でサイクルラックも設置されているので、時間帯が合えばここでランチもお土産も有りですね。私はお土産を買いました。
長坂養蜂場 はちみつソフトクリーム
今回の「ハマイチ」最後は長坂養蜂場の蜂蜜ソフトクリームです。たぶんハマイチ走るなら絶対外せないお店だと思うので、帰りの電車時刻が迫る中並んで購入しました。
カップに入ったソフトクリームに蜂蜜を垂らすのですが、その時店員さんが必ず蜂蜜の説明をしてくれます。全てのお客さんに説明するのだから大変ですね自分なら呪文の様に夢で出て来そうです。
蜂蜜ソフトクリームは、蜂蜜を強く感じられる様に作られているのか、ソフトクリームはさっぱり系で、それに蜂蜜が絡む事により美味しさを引き出す手法なのかな。
後半はスピードアップするも途中「新居関所跡」による
帰りの電車は弁天島駅16:01発を予定です。長坂養蜂場の蜂蜜ソフトクリームを食べ終わったのが14:50、残りの距離は約20kmです。平均時速20キロで走っても駅到着は15:50。輪行支度を含むとかなりギリギリです。そんな中当然のごとく向かい風や追い風がある事を計算に入れ走らない間に合いません。ところが運よく追い風が見方をしてくれ、路肩の雑草はもの凄く揺れているのに、自分は無風状態の中、余裕の30キロ巡行であっと言う間に新居関所跡に到着。ただここでブロンプトンが風に煽られ倒れてしまいました。
まとめ
「ハマイチ」は、これまでに行った「ビワイチ」や「カスイチ」と比べると、一番湖畔に近い所を走れるのが最大の魅力でしょうか。ただ今回は出来るだけ湖畔を走りましたが、ロードバイクだとパンクリスクの高い路面も有るので注意が必要だと思いましたが、地元ローディーが湖畔を走らず幹線道路を走って行ったのも納得です。それともっとも注意しなければならないのが「遠州のからっ風」です。強烈な向かい風は、思う様に走れず思わぬタイムロスに繋がるので、思いのほか時間と体力を消耗します。今回は何とか予定通りの電車に乗れましたが、もう少し余裕が欲しかったと思いました。
もし行かれる方は「遠州のからっ風」を踏まえ余裕をもったプランをお勧めします。
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