自転車通勤を初めて14年目に入りバックパックも3代目となりましたが、今回はあえて自転車用バックパックを選びませんでした。自転車用バックパックは高性能で良いのですが、それ故にデメリットも有ったりします。
フェールラーベン とは
1950年フェールラーベンの前身は14歳の少年の若すぎる両手から生まれ、
1960年、青年オッケ24歳。フェールラーベン社設立。
奥さんとふたりの家内制手工業。地下室にこもりコツコツ製品を開発製造し、手渡しで販売するというギリギリの生活スタイル。青年オッケの製品開発は、より深く森に分け入るための製品自体の重さとの闘いでした。しかし、遂に、世界初の製品を作り上げるのです。
アパートの地下室から、森に向かうための軽量かつ堅牢なザックが生まれる。
フールラーベンからの6つの約束
- 機能的である
- 丈夫で長持ち
- 時を超えて
- 信頼を受ける
- ユーザーフレンドリー
- 対応力を備える
———すべては、サステナビリティのために。
とありますが詳細は、こちらで見られますのでFjallraven Brand Storyどうぞ。
歴代のバックパックたちは
たしか2005年の頃に購入したdeuter RACE Xです。
容量は10Lだと記憶していますが、中小企業に勤めていたので作業服とお弁当の他はタオルくらいしか入れなかっと思います。
通勤距離も6kmと近いためレインウエアなども持ってなくて、雨に日には会社のビニール袋切り刻み合羽代わりにしていました。
軽量コンパクトで使い勝手も非常に良いバッグですが、完全な自転車用バックパックなので普段用として使うにはチョットと言う感じでした。
そんなRACE Xですが5年程でダメージが来たので2代目に買い替えました。
2代目として2010年にVAUDE スプラッシュ20 + 5を購入
購入時はレインウエアも入れる予定でしたので、ドイターのもう少し大きいタイプを検討しました。RACE Xより大きいのはRACE EXP AIRでしたが当時物は12Lと現行モデルより小さく、背面に設置されているエアコンフォートシステムのため外からの見た目以上に中は狭くお弁当が入りませんでした。
そんな事もあり同じエアコンフォートシステム付きのVAUDEにしましたが、容量20Lと大きくレインウエア一式とお弁当を入れてもまだまだ余裕です。
そして2012年に会社都合で退職し、2014年に再就職した会社も自宅から11kmと、また自転車通勤が復活し現在に至ってますが、今はお昼休みに3kmのランニングをしているので、着替えとタオルに水筒がプラスされかなりの荷物になり、トータルで約8年間使用し色褪せが酷くなりバックルも破損してしまい買い替える事にしました。
自転車用バックパックにしなかった理由
過去のバックパックは自転車用でしたが、今回は自転車用を購入しませんでした。
何故自転車用を購入しなかったのかと言うより、自転車用バックパックのメリットとは何なんだろうと、考えれば自ずと結論が出ると思いました。
- 通勤に自転車用バックパックは必要か
自転車用バックパックは長距離サイクリング用に設計をされているので、そもそも通勤用としてはオーバースペックだと思う。 - 特に重視されている通気性能は
最近の夏は自転車を漕がなくても汗が出るくらいの猛暑なので、ショルダーベルトがメッシュだろうがエアコンフォートシステムが付いてようが、暑いものは暑く汗かきます。
勿論メーカーの測定データからは良い結果が出ているだろうし、自転車雑誌の評価も良いですが、私にはあまりメリットとして感じませんでした。
確かに冬は背中が涼しいと感じますから効果はあるはずで、その効果は真夏でも発揮されているはずですが、暑さの方が勝っているのか実感は難しいと思いました。 - 20Lも入る自転車用バックパックは大き過ぎる。
私は普段ロードバイクでロングサイクリングや1泊2日の旅をする時は大型サドルバッグを使用しています。
理由は肩に掛かる負担や、背中が暑くなる事、ダンシング時の安定性に欠ける事などが使う気になれない原因です。仮に使うならコンパクトなバックパックになるのでしょうが、それだと物が入らないのでやっぱり使わないと思います。
ハイコーストトレイル20 [High Coast Trail 20]とは
20L程度の容量で日常にも使えるオシャレなバックパックに+レインカバー付いている事を条件に探したのがハイコーストトレイル20 [High Coast Trail 20]は名前の通り20Lのバックパックでした。
このバックパックは、ハイキングや通勤に最適な万能デイパックとされています。
仕様は以下の通り
・丈夫なG-1000 Eco(リサイクルポリエステル&オーガニックコットン)を使用。
・ジップ付ポケットを前面に装備(内部に小型の収納ポケット付)。
・両脇のポケットはストラップのアジャスターで伸縮可能。
・両側にコンプレッションストラップ付。
・パッド付のショルダーパッドとメッシュ素材の背面で快適な背負い心地。
・ヒップストラップはバックパネルに格納可能。
・内側にはキークリップ付のセキュリティーポケット有。
・ハイドレーション搭載可能。
・レインカバー付
・素材:ポリエステル 65%, 綿 35%
内側ポケットは比較的浅く小物入れに良いと思います。
バック背面とショルダー背面はメッシュになっていますが、機能は自転車用より劣ると思いますが
気にしません。
外ポケットを開けると内ポケットが有りレインカバーが入っていました。
このポケットはかなり深いと言うより底までポケットです。
レインカバーはロゴがライトの灯りで反射する仕様です。
サイズ高さ : 39cm x 幅 : 25cm x 奥行 : 21cm:容量:20Lと、大きさは通常の20Lバックよりかなり小さいです。男女兼用ですが身長167cm体重61kgの私が背負っても、小さく見えますし紐もあまり余りません。
とまぁ少し不安になりますが、このバックパックは奥行が21cmもあり、見た目以上に入ります。
実際に私が毎日バックに入れている物を入れてみました。
左から防水手袋、モンベルレインウエア、モンベルレインパンツ、モンベルレインシューズカバー、水筒小、水筒大、着替え用Tシャツ、タオル、お弁当、サイフ、これだけ入れて1/2位で済みます。
まとめ
機能で言えば自転車用バックパックは非常に優れていると思いますが、今回は自転車だけでなく日常使いも出来る物が欲しいと思いオシャレなフェールラーベンを買ってみました。
これから最低でも5年は使いたいと思います。
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