3日目は土肥温泉から沼津まで60km朝8時に出発です。なんでたった60kmなのに早く出発したのかは、この先が伊豆半島で1番過酷な道、県道17号(沼津土肥線)で土肥温泉から30km先のまではいくつも峠が待っているからなんです。
県道17号「沼津土肥線」の峠道を越え薩埵峠入口まで
3日目最終日は、4つの峠越えと時間との戦いとその先何処まで行けるか。結論から言うと4つの峠は無事乗り切り、お昼には沼津入り、その後あまり面白く無い沼津市内を走り東海道に入り薩埵峠でストップさてその道中はいかに。
ブロンプトンにとって県道17号「沼津土肥線」は酷道でした。
土肥温泉を出発し、花時計を横目に県道17号線へと向かいます。土肥温泉から沼津へと向かい小土肥との間に旅人岬なんて所がありましたが、ここ西伊豆は恋人岬とか思い出岬など観光客を引き寄せようとした名前の岬が多いです。小土肥温泉を抜けると途端に山へと向かう様な道が待ち構えていました。ここは一つ目の峠で距離3.4km平均勾配4.4%ですが序盤は10%近くあり時速は10キロそこそこでした。
大瀬崎まで一つ目の峠を降ると当然ですが左側に海が見えてきます。登れば必ず下があり海を見ながら走れるのが気持ちい良いですね。しかしこの道はそんなに優しくなく、この先すぐに一つ目より大きな峠越えが待っていました。
山の上にガードレールが見えます、どうやらあそこまで登らないと行けないみたいです。道は比較的広く綺麗なので走りやすいのですが、ここの峠は距離2.3km、平均勾配5.7%とさっきの峠より距離こそ短いものの勾配がキツク2速ブロンプトンには地獄です。ケイデンスはロードバイクの経験から推測すると40rpm程度だったと思います。
土肥温泉ー沼津間は富士山の絶景が見れる
海岸線に出れば小高いところからでも富士山を望む事が出来、富士山が見えれば止まり写真を取りの繰り返しで、なかなか前へ進めません。
登っては下りを幾度と繰り返し、富士山を眺め走り続け富士見海岸通りへと来ました。ここに来てなんと富士山が近く見え、もう峠は無いだろうと思っていたら最後に距離2.1km平均勾配7.7%、最大勾配は14%くらいの峠が有りギリギリ足つき無しで登りきりました。結局土肥温泉から大瀬崎までの約30kmで4つの峠越え、正直ブロンプトンには過酷すぎる道でした。
峠を無事に越え、このペースならお昼前に沼津漁港へ着きそうでうすが、ここは観光客相手の沼津漁港をあえて外し、手前の店で食べる作戦でしたが、これが見事に失敗。写真の海鮮丼は5,6種類の刺身がのっていたのに、出されたのはカニカマ2本と厚焼き卵2切れのマグロ丼、茶碗蒸しは、食べても食べても、銀杏1つも出て来ずで、本当にガッカリなお昼ご飯でした。
東海道を時間が許す限り走ってみた。
お昼ご飯は、かなりショックでしたが、気を取り直し沼津駅へは行かず、時間が許す限り西へと進みます。しかしこの辺りの国道1号線は自転車通行不可が有り、1本内側たぶん旧東海道を走って、西へ西へ進むと、明治天皇由比御休憩所なんてところが在りました。中山道みたいな大きな宿場町が無いのが残念ですが仕方ないですね。
薩埵峠入口でストップ
由比駅を過ぎた所で薩埵峠入口の看板を発見。そういえば由比駅手前でやたらロードバイク乗りとすれ違い、なんでかなって思っていましたが、ここの帰りだったのでしょうね。しかしこの薩埵峠私は全く知らないので、行くべきか迷いましたが時刻は15時を少し回っていた事も有り、今回はここまでとしました。
帰宅後薩埵峠を調べてみましたが、行かなくて正解でした。どうやら距離は1kmちょいと短いみたいですが、勾配が15%前後あり、最大勾配は20%くらい有りそうです。ロードバイクならどうにか登れると思いますが、ブロンプトンでは100%無理です。次に由比からスタートする時は、押し歩き覚悟で行くしかなさそうです。
JR東海からJR東日本suicaで乗れるけど出れない
薩埵峠入口から由比駅まで戻りsuicaで15:45の東海道線で熱海まで、そこから運良く東京上野ラインにのれ小田原で乗り換えをせず茅ヶ崎まで行き、これまた運良く八王子直通の相模線に乗れ、通常4回の乗り換えが3回で済み、しかもショートカットが出来たので予定より早く西八王子駅まで来れましたが、改札口でsuicaをかざすとゲート閉じ係員までとアナウンスされました。何で〜と思いながら係員のところへ行き、suicaを提示するすると由比駅はJR東海なので東日本では無いため、使えませんと言われ窓口でsuicaで精算しました。
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