日本三大峡谷「清津峡トンネル」は新潟の絶景スポット

清津峡渓谷トンネル 雑記

日本三大峡谷(日本三大渓谷)とは、富山県の黒部峡谷(国の名勝)、新潟県の柱状節理が見事な清津峡(国の特別名勝・特別天然記念物)、三重県の近畿の秘境といわれる大杉谷(天然記念物)だそうです。中でも東京から気軽に行ける清津峡トンネルは絶景スポットだった。

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上信越高原国立公園 清津峡とは

清津峡

清津峡は、1600万年前 海底火山の噴火活動により、火山灰が海底に降り積もり、化学変化で緑色が変色。緑色凝灰岩(グリーンタフ)が形成される。500万年前緑色凝灰岩の地層に地下からマグマが流入し冷え固まり冷える際体積が収縮して、柱状節理という構造になったそうです。地表の動きが活発な時代になり、海底が隆起して陸地に。隆起が続き、山が出来同時に川(清津川)が山を削り、谷となり、地下のひん岩の柱状節理が谷底に顔を出し現在の清津峡が出来たそうです。

清津峡渓谷トンネル

11月初旬の紅葉シーズンなので駐車場のだいぶ手前から駐車場満車の看板が出ていましたが、取りあえず行ける所まで行ってみようと車を走らせたら、幸運にも1番近い駐車場に止められました。駐車場から清津峡トンネルまでは、おみやげ屋さんや旅館が並ぶ道を進み、左手に渓谷が見えると右前方にトンネル入口が見えて来ました。トンネル入口には坑内地図や距離など書かれています。

清津峡渓谷トンネル(入坑券)

トンネル入坑券は、トンネルに入って直ぐ右手に在ります。
入坑券料金は以下の通りです。
大人(高校生以上)800円(税込)
小中学生400円(税込)
未就学児0円(税込)
障がい者手帳をお持ちの方0円(税込)

注意:繁忙期および冬季期間の混雑緩和のため事前予約制による

私は運良く11月に行く事が出来入場制限なく入れましたが、繁忙期及び冬季期間の混雑緩和のため、事前予約制による入坑制限が有るので、行く時には必ずこちら→日本三大峡谷清津峡で確認を。

飽きさせない工夫がされている全長750mのトンネル

入坑料金を支払いトンネルを進むと全長750mも有るからか、オレンジ色やピンク色にライトアップされています。これなら小さいお子さんも怖がらず飽きも来なそうです。坑内を進むと左側に3つの見晴らしポイント、右側には坑内説明や、トンネルが作られた経緯などが書かれた物が設置されています。

絶景3つの見晴らしポイント

坑内を進むと左側に第一見晴らしポイントが見えて来ます。近づくと清流が流れる癒される音が聞こえてきます。トンネル正面にはひん岩の柱状節理と色鮮やかな紅葉が見事です。
もちろん春は新緑、夏は清流、秋は紅葉、冬は雪景色。四季折々に表情をかえる素晴らしい絶景を見れます。

次の第二見晴らしポイントには何やら銀色の建物が。これ実はトイレです。全長750メートルもあれば、こういった設備も必要ですね。

更に先へ進むと第三見晴らしポイントに着きます。ここは円盤状の銀色プレートをトンネルの壁に設置しオレンジ色の間接照明としています。しかしこの照明、芸術的観点のない私には「風の谷のナウシカ」に出てくる王蟲(オウム)にしか見えませんでした。

清津峡渓谷トンネルの見どころパノラマステーション

更に先へ進むとトンネルは左カーブして行きます。そのため1度先が見えない状況となり、突然目の前にこんな絶景が出現する訳です。もしカーブが無かったら手前から正面の出口が見えてしまうので、カーブは意図して作られたのでしょうかね。

しかしこの清津峡渓谷トンネルのメインはやっぱりここパノラマステーションです。まさにインスタ映え抜群のパノラマビューがこちらです。まるで別世界を見ているようなダイナミックな空間で、何これと思わせられる不思議な世界です。

この光景を生み出しているのは、天井に張り巡らされたステンレス板と、景色を反射させる水面です。天井に映し出された清津峡の大パノラマが、そのまま水面の鏡面に反射されるのです。

因みにトンネルの両端は水深2〜3ミリなので、普通の靴でもトンネル先端へ行く事が出来ます。
ルールとして時計回りの左側から先端へ行き右側から戻るようです。

もちろんインスタをやる人やらない人に関わらず写真を撮ってましたが、コロナ感染対策のためトンネル関係者さんに撮ってもらう事は出来ないそうです。

まとめ

ひん岩の柱状節理と色鮮やかな紅葉や、アートの様な照明、そして水面に反射された別世界と、とにかくインスタ映え間違いなしの絶景スポットでした。

ただし行く際は、事前予約や道路状況の把握が必要なので、こちら日本三大峡谷清津峡をチェックしてからにしましょう。

清津峡へのルート

清津峡の在る場所は新潟県十日町市小出です。簡単に言うと関越自動車道の塩沢石打ICで降りて、塩沢石打IC交差点を右折、国道17号に出て国道353線入口を右折、あとは峠道を超える。そこから先は看板が出ているので迷うことはないと思います。詳細はこちら→日本三大峡谷清津峡

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