昨年からブロンプトン通勤に切り替え、気付けば年間走行距離でロードバイクを上回り、ブロンプトンがメインとなりつつある昨今、ブロンプトンにもロードバイクにも合う、尖らずおしゃれなヘルメットを探し求め見つけたKPLUS(ケープラス)NOVAを購入しました。
KPLUSとは2014年に台湾で生まれたブランド
台湾と言えば自転車業界のOEMやODM生産で有名ですね~、今や大手メーカーのロードバイク大半は台湾製と言っても過言でく、台湾の技術レベルは相当な物。そんな中KPLUS / ケープラスは、元々他社のヘルメットのOEMやODM生産を行い続けた企業で、その歴史は30年と長く、豊富な経験からアジア人の頭部形状に合う「アジアンフィット」と呼ばれる、俗に言うキノコに成り難いヘルメットを開発したそうです。
購入したのは、KPLUS(ケープラス)の中間的なNOVAのSサイズ、色は深みのある落ち着いたグレーメタリックです。
KPLUS 「NOVA」は尖らずおしゃれなヘルメット
KPLUS NOVAを横から見ると、ロードバイクのガチヘルメットと比べると、後ろに尖ったスポイラーみたいな物が無くおとなし目ですよね。その分帽体もコンパクトで良い。
正面からは大きめのエアーインテークが設置され空気抜けも良いです。実際走ってみましたが気温の低い冬と言う事もあり風が抜けるのを実感しました。またヘルメット両端穴には、サングラスを指しても落ちない様なシステムが導入されています。
後ろから見るた NOVAと刻印されている、ちょっと色の違う部分、これリフレクティブ仕様と言う“Reflex360”というアイデアを取り入れ被視認性を確保リフレクターなんです。またシェルのブリッジ(黒い部分)、やあご紐なども同じ仕様になっていて、要するに全方向からの被視認性を確保し、夜間の暗闇や、トンネルの通過時などで光を反射する事により安全性を向上させています。
初めて体験する超簡単マグネット式バックル
ロードバイク用ヘルメットはKPLUS NOVAで4つ目ですが、バックルがマグネット式は初めてです。装着方法は、どうしても〇の中に大と書かれたロゴに見えるKPLUSのKをモチーフにしたロゴ側と、もう一方の古墳形状側を適当に重ねるだけで、勝手に吸い付く様にカッチと留められるシステムです。これ冬用のブローブをしていても難無く留められるので画期的ですね。因みに外す時は前後方法へスライドするだけです。使ってみると直ぐ慣れるのでとっても便利なシステムです。
顎紐の顎に当たる部分には、柔らかくクション性高いカバー備え付けられています。勿論取り外し出来るので、汗だくで臭くなっても洗濯が出来るので大丈夫です。
あまり海外ブランドには無いS,M,Lサイズ展開
アジア人の頭に合わせた「アジアンフィット」でサイズ展開はS,M,Lと3種類。これは嬉しいですね~。何故なら日本ブランドを含め自転車用ヘルメットの殆どが、S/M,L,LLの展開で頭の小さい人はヘルメット探しが大変なんです。
頭の外周56cmならSサイズでOKかも
私は一目惚れするアジアンヘルメット。KPLUS「NOVA」レビューを見て、頭部周長:男性55cm/(女性)56cm、他ブランドではこれまでKASKのMサイズを着用とあり、私の頭部周長が56cm、使用中ヘルメットもKASKのMサイズと同じなのでSサイズで良いのかと、家から1番近いお店に行き試着してみるとSサイズで全く問題ありませんでした。と言うよりもSサイズは53cm~56cmとなり上限いっぱいである私の頭には、サイクルキャップを被った状態でピッタリでした。逆を言えば頭部周長が57cmの人はSサイズではキツク、Mサイズではブカブカかもしれませんが、インナーパットは5mm厚と10mm厚が標準装備されているので大丈夫です。
重量も色々装備が付いているのに255gとは、かなり頑張った数値だと思います。因みに実測は253gでした。
ただ製造年月日が2021.07なので、仕方ないですが既に半年経過していて少し残念ですね。
インナーパットは5mm厚と10mm厚が標準装備
3サイズ展開されているにも関わらず、インナーパットが標準で5mm厚と10mm厚の2種類が装備されているのは素晴らしいですね。元々付いているパットが何ミリなのか知りませんがヘッタたら交換してみたいと思います。
まとめ
付属品はインナーパットの他ヘルメット袋も付いて来ます。作りもしっかりしていて品質もかなり良いのでコスパの良いヘルメットだと思います。
NOVAは、帽体がシンプルなデザインなの凄くコンパクトです。そしてアジアンフィットなのでキノコ頭になりにくいヘルメットを実現しています。そしてシンプルなデザインなので、ロードバイクとブロンプトンでも違和感なく使えるヘルメットだと思います。
使用レビューは後日。
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