ブロンプトン旅の軌跡で日本地図を描く その7 「水戸駅から銚子駅」

ブロンプトン旅の軌跡

長らく停滞していたブロンプトン旅、台風6号が接近中で強風と雨が心配されるため、レインウエアをフル装備して水戸駅から銚子駅まで約90kmを走ります。事前調査では、特に興味をそそられる所も無く、行き当たりばったり旅にしましたが、果たして完走出来るのだろうか?

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水戸駅から備前掘通り

我が家から水戸駅までは、さすがに遠く中央線で東京駅まで行き、07:32発の上野東京ライン(常磐線)勝田行きへ乗り換えます。しかしこの車両の前側車両15号車から11号車は途中で切り離され水戸まで行きませんので、10号車から1号車に乗車します。
東京駅からの所要期間2時間02分と長い輪行です。途中土浦辺りでかなり強い雨が降ってましたが、水戸駅に着くと雨は止んで黄門様で有名な葵の御紋が出迎えてくれました。

なるべく安全な道を選び走ると駅から程近い所に流れる堀があります。
この堀は備前掘通りと言う名で、水戸藩初代藩主徳川頼房公により、水戸城防御の堀の役目をした千波湖が時々洪水災害をもたらし、その治水と灌漑用水のため、慶長15年(1610)に関東郡代の伊奈備前守忠次に命じ築かせた用水堀で、その名が付けられたそうです。
このお方が作りました。

大洗町漁協 かあちゃんの店

水戸駅を出発したのが10:00丁度、ここから約9km先の大洗にある「かあちゃんの店」へ向かうとTOPギアに入らない現象が三度起きてしまいました。これからまだ80km以上も走らなくてはならないのに先行き不安になりますが、行くしかないのです。
ここ「かあちゃんの店」はテレビでも取り上げられる超有名店ですが、到着すると時刻11:00なのに列は10人程、並んだ時間も5分程度と以前より待ち時間が短いです。
店内に入ると、いきなりレジがあり先にオーダーと支払を済ませ、お1人の方は奥の席へどうぞと言われ、行ってみると店内が増設され席が倍増してました。
だから回転が早くなってんですね。

メニューについて

個人的におすすめは、とうスペシャルとかあスペシャル御膳ですが、以前かあちゃん御膳をたべた時、かみさんがおさしみ定食を食べ美味しそうだったのを思い出し、おさしみ定食にしました。

おさしみは、5種類各3切れと、まぁ一人で食べるには多いですが、その他の小皿がン~って感じですかね。かあちゃんの店をあまり感じられない付け合せで、正直かあちゃんが作ってるのはお吸い物だけ?って印象が強く残りました。

それでも、おさしみはさすがに美味しく、ご飯1杯では余ってしまうほどで、刺身好きには嬉しいですが、少しバランスの悪さを感じます。そう言えば、かみさんが食べ切れないと、さしみを分けてくれたのを思い出しました。

JA茨城旭村 特産物直売所「メロンソフトクリーム」を食す

唯一目的としていたJA茨城旭村 特産物直売所へと向かうため、農道の香り漂う国道51号線を走る頃には、台風の影響か強烈な向かい風を受けTOPギアが必要無くなり、更に暑さも加わり時速16,17キロでひた走ります。

やっと着いたJA茨城旭村 特産物直売所は、特産物をメインとしてますが建屋脇にソフトクリームコーナーがあり、メロンソフトクリームが食べれます。
今回数少ない目的の一つとしていた、メロンを半分に割り中央にソフトクリームをのせたソフトクリームが700円で食べれるとしり行ってみたのに販売しておらず、代わりに果肉入りメロンソフトクリーム400円にしました。

暑さもありますが、写真を撮る間もないくらいあっと言う間に溶け出すソフトクリームは、トッピングされているメロンの切れかけとコーンまでを食べ終わると、コーンの中にブロック状のメロンがゴロゴロと入ってました。しかしこのブロック状メロンがあまり冷えてなく、最後まで冷たいソフトクリームが食べたかったのに、少し残念な気持ちです。
出来れば程よく冷えているかシャーベット状のメロンを入れてほしいですね。

強烈な向かい風と突然の雨に合い銚子駅まで

唯一の目的であったソフトクリームを食べ終えたらもう帰るのみ。
ここ茨城県立カシマサッカースタジアムを通過する頃は、向かい風との戦いしかありません、更に上空は青空なのに、突然横殴りとまでは行きませんが横から雨が降ってきたりと、銚子まで行かず途中で輪行するかと考える事もありましたが諦めず進みます。

やっと銚子大橋まで来ました、ここまで来れば銚子駅はもうすぐそこです。
しかしここで最後の向かい風と戦いが始まり、前方では自転車から降り押している人も居るくらい強烈な風に耐え渡り切り17:20無事銚子駅に到着しました。

今回の旅は、強烈な向かい風と暑さもあり、たった93.5kmに9時間以上も掛かりタフなコースになってしまいました。

走行距離:93.5km

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