東京近郊のサイクリストなら定番の自転車お守りを買いに、初の正月を迎えたブロンプトンで多摩川サイクリングロードの終点?に在る阿蘇神社へ行って来ました。
毎年阿蘇神社へは、車で行って家内安全や交通安全をお願いしていましたが、ここ2年嫁さんが続けて病気になってしまったので、今年は元日に近所の多賀神社へ健康長寿、病気平癒をお願いしてきました。
そんな経緯もあり今年の阿蘇神社初詣は一人です。
多摩大橋から多摩川サイクリングロードへ入り江戸を救った玉川兄弟のもとへ
玉川兄弟とは
玉川上水完成の功績で、工事請負人である庄右衛門、清右衛門兄弟が
玉川の姓をあたえられたらしいです。
玉川上水を作った理由
それは、江戸の水不足の解消です。
当時の江戸は井の頭池(現、井の頭公園)を取水口とする「神田上水」や「赤坂溜池」(現、溜池山王)を駆使し江戸の水源としていましたが、江戸の人口爆発により水不足が発生し
多摩川を水源とする水路作り玉川上水としたわけです。
玉川上水が作られたのはいつ
時代は江戸時代1653年、水路工事は江戸幕府が発注者です。
そして工事請負人が「庄右衛門・清右衛門兄弟」、世に言う「玉川兄弟」ですね。玉川上水は多摩川の羽村地点から取水し、武蔵野台地を通り、四ツ谷まで続く水路です。
羽村から四ツ谷までの約43kmからなる水路です。
1年足らずで工事完成
工事着工が1653年(承応2年)年4月4日に対し、完成が同年11月15日です。
当初は取水口を日野に定めていましたが、水を吸いやすい関東ローム層にはばかられ断念。
次に福生を取水口に定めましたが、硬い岩盤により断念。最終的に羽村が取水口となったわけです。
そして、羽村から四ツ谷までの高低差はたった約92mでしたが、
巧みに武蔵野台地の稜線を使ったことで、高低差の問題解決。
そして、素堀り方式での引水のため、短期間で工事完成しました。
阿蘇神社とは
推古天皇9年(601)の創建と伝えられ、平将門、三田定重も社殿を造営したといいます。江戸期には徳川家光から社領13石の御朱印状を受領している凄い神社です。
阿蘇神社のご利益は、家内安全・交通安全・必勝祈願ですが、その交通安全の一つとして自転車お守りがあるのか、サイクリストにとって有りがたい神社です。
サイクリングロードは玉川兄弟の居られる場所で一端切れてしまいますが、一般道に出て青梅方向へほんの少しだけ走ると、またサイクリングロード入れ、その最終地点?に阿蘇神社の鳥居があります。
多くの方が、ここから更に先へ進みますが、この先はダート有りの階段有りです。
ダートや階段が嫌な人は、ここを右折して突き当りの一つ手前を左折、その先のYの字に阿蘇神社はこちらの標識がありますが、そっちへ行かず右方向へ進むと大鳥居の前に出れます。
参拝して神社の右側に在るお守り売り場で自転車お守りを2個(ブルーとピンク)買いました。
なんで2個かは、さすがに2年連続して病気になってしまった嫁さんが最近少し変わり、今まで300mの所まで車行っていたのに、最近はママチャリで行くようになり必要になった次第です。
これで今年も安全な自転車旅が出来そうです。
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