例年の初詣参拝は、1月3日の箱根駅伝終了と同時に行ってました。しかし2021年の初詣は、混雑緩和とコロナ感染防止対策として「幸先詣」呼び掛けています。あまり聞きなれない「幸先詣」と言う言葉ですが、聞くところによると12月中に参拝することで、初詣の渋滞や混雑を避け『幸先良く』新年を迎えましょう。という取り組みだそうです。
東京のサイクリストなら誰でも知っている羽村阿蘇神社
多摩川サイクリングロードを羽村方面へ進むと玉川兄弟の像に辿り着きますが、阿蘇神社はその先に在ります。そんな多摩川サイクリングロードを走サイクリストには絶好の神社と言う訳なんですね。勿論一般の方達も多く参拝される事もあり、今年一年の感謝と新たな年を迎えるため、渋滞や混雑を避けゆっくり参拝できるのも魅力的です。
玉川兄弟の像から阿蘇神社まで
ベテランサイクリストには有名な神社ですが、自転車を始めたばかり方は、知らない方も多いと思いますので道案内をします。今回は羽村の玉川兄弟の像スタートとします。
玉川兄弟の像から、奥多摩街道の羽村堰入口交差点を左折します。左折後350mほど走ると観光用駐車場休憩所の看板が在るのでこれを斜め左へ進みます。
更に120m走り左前方のサイクリングロードへと進みます。
そしてサイクリングロードを800mほど走れば、阿蘇神社の鳥居に到着です。ここから先は参道になるのですがロードバイク要注意です。
鳥居から神社までの参道約400mは、見ての通り舗装されておらず、ロードバイクではパンクリスクが高く、あまりオススメ出来ませんが気をつけて進んで下さい。※迂回路は後で書きます。
400mほど進むと階段があります。三ヶ日はこの階段下まで参拝者の列をなしてますので、自転車は少し手前に止めるのがベストです。今日は見ての通り空いていたので、担いで神社まで行きました。
さすがに幸先詣だけあって、神社に着いても参拝者は一人も居ません。しかし神社には灯りがついていたので明るい雰囲気です。まずは参拝を済ませます。
自転車お守りを購入する
参拝を済ませると賽銭箱の右側に、お守りが陳列されてました。やはりサイクリストが幸先詣に来て購入して行ったのでしょうね、他のお守りより明らかに数が減っています。ただ見ての通りお守りが乱雑な状態です。こう言う所を見ると極一部のサイクリストマナーの悪さが垣間見れてしまい残念ですね。ぜひ後から購入される方のために綺麗な陳列状態のまま購入して頂きたいと思います。触る事さえ敬遠してしまう、このご時世ですから。
自転車お守りは500円で購入出来ます。ただ今日は巫女さんが居らず、購入方法が分かりませんでした。仕方なく辺りを見回すと落ち葉清掃をしている方が居たので、尋ねると賽銭箱に入れて下さいとの事。早速カミさんの分と2個購入するので、賽銭箱に1000円札を入れたら手の届く所で止まってしまいました。これはまずいと1度お札を拾い上げ1番深い所へ入れ直したのですが、賽銭泥棒みたな状況でした。
そして今年お世話になった自転車お守りは、神社の左側に在る小さな建物へ納めます。格子窓の隙間から入れる感じです。
ロードバイクで行くならこっちのルートをオススメ
ロードバイクでもここまでは同じですが、参道を通らず一旦右下の道路へ降ります。
一般道に降り200mほど走ると右手にカーブミラーが在るのでそこを左折
更に170mほど走り左手と正面にカーブミラーが在る小さな交差点を右折します。ここの交差点左側に阿蘇神社の道案内標識がありますが、これに従い行ってしまうと参道へ戻ってしまうので注意しましょう。
交差点を右折し短い登り坂を登り切ると、左手に青い火の見櫓が見え、ここを左折すると阿蘇神社の大きな鳥居が正面に見えます。
まとめ
今回コロナ禍中と言う事もあり、混雑緩和と感染防止対策として「幸先詣」をしてみたところ、ゆっくり参拝出来た事は嬉しく思いました。ただお正月気分になれない事を実感し、2022年の初詣は例年の1月3日に参拝できる事を祈るばかりです。
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