ブロンプトンと大井川鐵道輪行旅「ダウンヒルのつもりが・・・」

ブロンプトン旅の軌跡

大井川鐵道本線と南アルプスあぷとラインを乗り継ぎ、約3時間を掛け最終駅である井川駅に到着。ここ井川駅は標高686メートルと高く、ここからダウンヒルを楽しみながら観光しようと云う計画でしたが、そうは問屋が降ろさなかった。

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井川駅からのダウンヒル

金谷駅7時48分発の大井川本線に乗り、千頭駅でアプト式鉄道に乗り換え10時59分に、終着駅である井川駅に到着しました。ここから一旦井川ダムまで下り登り返してスタートです。井川ダムまではアクションカメラで撮影しましたが、カメラの高さ調整用パーツを忘れてしまい、まとも撮れなかったのでダムの写真はなしです。

エメラルドグリーンの川

井川ダムからの登り返しで駅を通過すると、その先もかなりの坂が待ってました。時速6キロ台でやっと登りきり、下りを楽しいんでいると、地図を見てない事に気付きgoogle mapを開くとすでにコースから外れていました。しょっぱらからコース間違え、しかも来た道を戻るため登り返しです。コースを間違えたのは、井川駅からだと左上方向へV字に曲がる所を直進してしまったためですが、あんな山道を行くとは思いませんでした。急坂を登り来ると暫くは下り基調で快適に走ると川はエメラルドグリーンでした。

奥大井湖上駅も激登り

快適な下りが終わると今度は12%、11%の標識が見え、あ〜もうダメだ〜と足を着いたら奥大井湖上駅が、眼下に見えてきました。そう言えば12%の坂を必死に登っていたら、ツアー客30人位で坂を降ってきましたが、写真真ん中の陸地に在る奥大井湖上駅から線路脇を歩きここまで上がってくるのは、結構大変だったろうと思いました。

意外多い激坂

奥大井湖上駅の坂を超え長島ダム駅を過ぎると、またしても激坂が待ってました。ここはアプトいちしろキャンプ場入り口ですが、この先まだまだ急坂が続きます。

大井川沿いには吊り橋がいっぱい

大井川は吊り橋が多く見られます。ここ両国吊橋より手前にも有りましたが、取りあえずお昼ご飯が先だと、茶屋の在るこの吊り橋に来ましたが、茶屋は廃業したようでした。

千頭駅にSL

千頭駅に到着するときかんしゃトーマスフェアなる物が開催されていて、駅前は多くの観光客で賑わってました。駅前にはカレー屋さんとかも有りましたが、駅構内に面した蕎麦屋さんで、天ぷらそばを食べる事にして行ってみると構内にSLが停車してました。

食事を済ませ再び走り出しましたが、千頭駅から金谷駅までの間は観光スポットが見当たりません、そんな時ロディーから「こんにちは」と声を掛けられ抜かれましたが、こんな所を走っている人は地元の人だろうと追いかけ、地元の人ですか?と聞くと返事は埼玉ですと帰って来ました。えっなんでこんな所に埼玉の人と思いましたが私も東京からなので、埼玉の人が居てもおかしくはなく、この後暫く色々話しをしながら塩郷の吊り橋まで同行しました。

塩郷の吊橋

塩郷の吊り橋は、大井川で1番長く、長さは220mです。橋の入り口には定員10人と有りと書いてありました、橋を渡り始めと下には走ってきた道路と大井川鐵道が並行して走り、運良ければSLやトーマスをカメラに収める事も出来たりします。ただし長さ220mの橋はそれなりに揺れるので、注意が必要です。

最後の坂でトーマスと会う

塩郷の吊り橋を体験した後、トリ鉄があちこちでカメラを構えていて、これはSLが来るな〜と気にしながら坂を登っているとトーマスが来ました。私は鉄道にもSLにも特別な思いは有りませんが、ここ大井川鐵道は、トーマスが走っている事で有名なので、走っている所が見れたら、なんとなく達成しな〜(何を達成したのかわかりませんが)と思える不思議な気持ちになりました。

まとめ

当初の計画ではロードバイクで往復を考えてましたが、時間が足りそうもないので、行きはブロンプトンで輪行して、帰り道に観光サイクリングへ変更しましたが正解でした。井川駅の標高は686mなので大した事ないですが、大井川沿いは淡々と登るのではなく、いくつものアップダウンを繰り返しながら登る道なので、もしロードバイクで往復したら観光する時間が足りなかったと思います。

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