ブロンプトンのコックピットを理想に近づけるため、サイコンの位置やスマホホルダーとかクランプアダプターなどを屈指し色々と試して来た結果、ほぼ理想形となったコックピット。しかし思わぬ落とし穴で、またまた苦戦。
ブロンプトンPハンドル理想のコックピット完成
ブロンプトンで少しづつ日本一周を目指し走るブロンプトンの奇跡シリーズ。そこで活躍するのがサイクルコンピューターとスマホのグーグルマップ。これをクネクネと曲がったPハンドルに付けようと試行錯誤し完成したコックピットですが、たどり着くまで随分遠回りしたので、これまでの失敗談を。
ブロンプトン購入当初のコックピットは3つの失敗
ブロンプトン購入当初は、サイコンをハンドル上部、スマホホルダーは下部に、そしてボトルゲージはステムに付けていましたが、3つ全て失敗でした。
失敗1:サイコンの時速が不安定になった。
当初ハンドル下部に設置していたサイコンは、ブレーキワイヤーやシフトワイヤーと接触する為、大きく手前に傾けていたので、障害物の無いハンドル上部へ移動しました。しかし走行すると、スピード表示が変わらなかったり、急に上がったり、下がったり、時には0が表示されました。原因はサイコンとセンサーの離れ過ぎで、電波が届いてなかったためでした。
失敗;2スマホホルダー位置
元々スマホをハンドル上部に設置してましたが、サイコンと入れ替えたため、ブレーキワイヤーが被り操作に不便を感じる様になってしまった。
失敗:3ボトルゲージの落下
ボトルゲージは、MINOURA(ミノウラ) BH-100M ボトルケージホルダー Mサイズ (直径28〜35mmに対応) をステムに装着し使用してましたが、ブロンプトンのステム径はφ35で、カーブしている為、保護シールを貼ると標準ネジでは届かず固定出来なかったので、保護シールを貼らずにいたら走行中に落ちてしまいました。※その後は5mmほど長いネジに交換し対策つい最近まで使用。
NANKAI マルチホルダー クランプアダプターでスッキリ
サイコンとスマホをスッキリ装着する為に、NANKAI マルチホルダーKANIシリーズ クランプアダプターを導入し、綺麗に並列され見た目もスッキリしました。
そこに先日購入したPOTABIKEのハンドルセンターポーチが加わり、ほぼ理想のコックピットと思いましたが。ここでも2つの失敗が。
失敗:4サイコンとスマホGPSが混線する
せっかく綺麗に並列されたサイコンとスマホですが、GPSが起動しているとサイコンと混線し又してもスピード表示が不安定しなってしまいました。GPS付きサイコンであれば問題無いと思いますが、私のサイコンはボタン電池の為混線してしまう様です。
失敗:5ボトルが取りにくい
上の写真ではスマホが左側、サイコンが右側ですが、これには理由がありサイコンを左側に付けるとシフトワイヤーが接触するのと、iphoneの横ボタンが押せない為です。その為ボトルを左手で取りに行く私にはiphone越しになってしまい非常に取り難くなってしまいました。
シフター位置のズレに気ついて全て解消へ
取り敢えずサイコンとスマホ位置を逆にし、ボトルは取り易くなりましたがGPSの混線は未解決のまま。さてどうした物かと考えマウント棒をシフター側へスライドし、サイコンを付けるにしてもシフトワイヤーと接触する事は解ってるしと眺めていたらシフターとフロントブレーキの設置位置が非対称な事に気付きコレだと。早速シフター固定部からハンドル先端の距離を測ると37mm、フロントブレーキ側は40.5mmとその差3.5mmでした。どうしてこんなに差があるのか不明ですが、取り敢えず対象になる様移動し、マウント棒をシフター側へスライドさせサイコンを付けて見ると見事に干渉せず装着出来ました。それがこちら⬇️
これでサイコンとスマホGPSが混線しない距離が保たれ、ボトルも容易に取れる様になりました。さてこの写真、赤いスマホホルダーが消えているのはお気付きでしょうか?これについては又次回の記事で書きますが、あるメーカー品を改良して付けてみました。
まとめ
今回の理想コックピットは、折り畳んだ状態でもサイコンが出っ張る事もなく輪行袋に入れても問題無いし、担いでも邪魔になりません。
最後に実際この状態での試走はまだ20km程度なので、後々不満が出て来ないとも言えませんが、現状ではベストだと思います。
コメント