ブロンプトンの純正ポンプは米仏対応

ブロンプトングッズレビュー

ブロンプトンのチューブは米式バルブなので、ポンプも米式ポンプだと思いきや、なんと「米式仏式」対応なのです。実を言うと私知りませんでした。
ある日スローパンクの原因を調べていたら「米式仏式」対応の記事に辿り着き知った次第です。
この「米式仏式」対応はあまり記事にされてない様なので、実際に試してみました。

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ブロンプトン純正ポンプは、米式、仏式対応

米式から仏式にする方法は凄く簡単で、上の写真が米式仕様をバラした状態です。

米式から仏式にする方法

仏式仕様手順

  1. 先端のアルミ素材で出来ている部分を(ネジ式)を回して取る
  2. レバーを伸ばす
  3. レバーを伸ばすと中から円筒状のゴム部品が出て来るのでこれを抜き取る
  4. 円筒状のゴム部品の奥に、もう一つゴム部品がるのでこれも抜き取る(上の写真)

仏式にするには、
この2個のゴム部品をそれぞれ写真の方向へ向け元の形に戻すだけでOKです。

  1. 三角錐側をポンプ本体に差し込む
  2. 円筒ゴムの穴が大きい方を差し込む
  3. アルミ素材で出来ている部分を(ネジ式)締める
    これで完了です。

この後ロードバイクで本当に使えるのか試してみました。
さすがに規定気圧までは無理ですが走れる程度であれば問題無く入れらえます。

米式バルブについて

米式バルブは自動車や自動二輪に使用されるものと同じ構造です。
プランジャー(弁体)にバネを装着しその伸縮力で弁の開閉を行う構造です。
一般的には耐久性も高く、英式仏式に比較して空気漏れが少なくと言われています。

【メリット】
米式は自動車のタイヤと同じなのでガソリンスタンドでも入れる事が出来ます。

【デメリット】
米式は新品でもエア漏れする事がある。
バルブコアが緩む

バルブコアが緩むとスローパンクの様に空気が減ります。
空気を規定値まで入れ、約1週間で半分抜け約2週間でペシャンコ、こんな状況であれば、バルブコアの緩みが原因の可能性ありです。
そんな時に必要なのが上の写真にある虫回しです。

仏式バルブについて

仏式バルブ(フレンチバルブ)はロードバイクに使用されています。

【メリット】
バルブ自体の重量も軽くできており、高圧にも耐えられる、空気圧の調整がしやすいものとなります。 虫ゴムと異なり、内部は弁構造となっており、いったん高圧にしてから、
工具を使わず徐々にエアを抜いて微妙な空気圧調整も可能になります。

【デメリット】
軽量な分、細くて繊細にできている為、折れてしまう場合があります。
一般車用の空気入れでは空気が入れられません。
もちろん米式バルブと違いガソリンスタンドでも入れられません。

私はNTアダプター(仏式→英式)を常時携帯しています。(上の写真バルブについている物)
これがあれば普通の空気入れが有れば大丈夫です。

Panaracer(パナレーサー) NTアダプター(仏式→英式)[その他][バルブキャップ・延長アダプタ]

まとめ

結局ブロンプトン純正ポンプは、米式仏式とも使えるのでどちらを使うかは自由ですが、私の様にブロンプトンとロードバイクを所有しているのであれば、チューブその物の価格も似たり寄ったりなので、仏式の方が利便性が高いと思います。

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