ロードバイクで行く高ボッチ高原

高ボッチ高原 ロードバイク

コロナ感染対策のため県を跨ぐ移動の自粛が解除された先週末、前々から行きたかった高ボッチ高原と白樺湖の合わせライドに出かけましたが、思わぬ激坂に苦戦と高原での観光とで、白樺湖まで行く時間が足りず断念。

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下諏訪駅から旧中山道の激坂塩尻峠へ

早朝6:14発の中央線に乗込み8:59下諏訪駅へ到着し、自転車を組立て9:30スタートです。駅からは交通量の多い甲州街道を避け旧道を走り高ボッチ高原へ向かいます。

バイパスの上を通る旧中山道、ここを通ると交通量の多い国道20号を通らず、高ボッチ高原へと行く事が出来ます。そして近道でもある道ですが、その分勾配はきつく最大23%の激坂が始まります。走り出して直ぐに熊出没注意の看板が有り、遭遇したら鈴を鳴らせと書いて有りますが、当然登山者ではない自分が鈴など持っているはずもなく遭遇したらアウトです。

旧中山道の標識から200mも走ると勾配は徐々に上がり10%を越えて来ました。しかし先を見ると更に急に見える坂が続き、400mほど走りガーミンを見て23%と出た所で無念の足付き、その後再スタートするも17%〜19%の坂を100mほど走った所で限界、残り800mを押し歩きです。

熊に遭遇する事も無く1.3kmの激坂を登り切り、いや800mを押し切り、横川山という三方向に分かれているピークの旧塩尻峠らしき所へ付きました。正直もうちょっと行けると思ってましたが、コロナ感染対策で自粛していた為か脚力が落ちてしまったようです。

ここから高ボッチ高原まで8km

押し歩きで辿り着いた旧中山道の塩尻峠から、東山一里塚方面へ下り高ボッチ高原入口に着きました。ここでブロンプトン乗りの方と会い、ちょっとだけお話をすると名古屋から来られたそうで、なんと高ボッチ高原をブロンプトンで登られたとか。その方の話では、「貧脚なのでフロントチェーンリングを小さいのに交換してます、7~8%くらいなら何とか行けます。」と言ってましたが、そもそも貧脚の人は標高1600m以上の高原まで行かないので100%貧脚じゃないですね。

因みにコースデータは、距離:8.9km 獲得標高:647mですが、これヤビツ峠の獲得標高:669mとあまり変わらない、しかも距離はヤビツ峠の11.8km に対し8.9kmと約3kmも短く、最大勾配が8%で済む事など有り得るはずも無く、楽ではないと見て取れるが、事前調査を全くしていなかったので、ブロンプトン乗りの方が7~8%と言っていたのを真面に受け、余裕だろうと高を括ってスタートです。

道路はあまり綺麗ではない林道という雰囲気で、周りは小高い木々に覆われ景色を楽しみながら走るとは言えない道。そんな道を走り出して直ぐに8%から10%が出て来たなと思っていたら、激坂でおなじみのU字カーブがお目見えすると、7%とか8%は最適勾配だと気つかされた。

高ボッチ高原へ

急ぐ旅ではないので、ダラダラ登り11:30頃国定公園高ボッチ高原へ到着です。

標高1600mを超えると高原らしい風景になります。天気が良ければ更に良い景色何でしょうが、梅雨時期なので、雨さえ降らなければOKです。

高原を進むと牧場らしき所があり行ってみましたが、牛が放牧されているだけで特に何もありませんでした。

高ボッチ高原休憩所へ到着

どうやらここ高ボッチ高原休憩所がゴールのようです。

前方には南アルプスが見えますが、雲であまり綺麗に見えないのが残念でした。

諏訪湖を見下ろす絶景ポイント

休憩所の反対側に諏訪湖が見降ろせる場所に繋がる道があるので行ってみました。確か400m位歩けば行ける距離だったと思います。で到着しましたが、こちらの景色もあまりよろしくない、そもそもここから景色は夜景の方が良いような気もしますが、夜自転車で来るのは危険ですね。

白樺湖は断念して帰路につく

コロナ自粛が解除され、やっと行けた高ボッチ高原。途中の旧中山道塩尻峠で思わぬ苦戦と、ヤビツ峠よりキツイ登りのヒルクライム。これ正直想定外でしたが、知らない道を走る以上はあり得る事で楽しみでもあります。残念ながら当初予定していた白樺湖までは行けませんでしたが、楽しい1日でした。

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