東京都で1番高い所にある天界集落「峰」までデコボコヒルクライム

ロードバイク

日本には、「天界の村」と称する山岳集落が存在する。天界の村とは山の中腹、急斜面建つ集落で、四国地方に多く存在するらしいが、実は、東京都最奥、奥多摩にも存在する。しかも2つ、どちらも第一級の天界集落は「峰」と「奥」。そんな急斜面を登るヒルクライムに行って来た。

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東京の第一級の天界の村 「峰」

まず最初に向かったのは東京で1番高い所にある天界の村「峰」。RIDE WITH GPSをどこまで信用出来るのか分かりませんが、データを見ると距離3.3kmに対し獲得標高は359mです。

天界の村「峰」までのルート

まるで鏡

今日の奥多摩湖は凄く穏やかです。湖を見ると湖面は、まるで鏡の様でした。コロナ禍の中東京から脱出出来ないのは辛いですが、こんな景色を見られるとは思いませんでした。

「峰」へは青梅街道を奥多摩湖沿い進み、周遊道路の少し手前に在る赤い橋の交差点を、峰谷方面へと右折し、約2.9km進むと峰への入口である道が左斜め上へ伸びています。

峰へは、ここ標高(ガーミンでは)約608mから3.3km獲得標高359mを登ります。序盤から勾配は10%,11%,12%とどんどん急になって来ますが、路肩の残雪を気にしながらユックリ登ります。

ドーナツリングのコンクリート道路は単なる予兆に過ぎなかった。

最初の左コーナーを曲がると出ましたドーナツリングのコンクリート道路。でもこれは単なる予兆に過ぎませんでした。もちろん急勾配なのは当然ですが、ここではかなり低レベルの坂です。

奥多摩のワサビ棚を横目に

ワサビ棚

コンクリート道路をクリアすると、今度はコンクリートに横線が入った道路が出現。でも勾配はそれほどでもなく、ワサビ棚を横目に進みます。

突然霜で真っ白な路面が出現

路面凍結

時刻は11時になろうかと言うのに路面には真っ白な霜が解けずに残ってます。ここはどうみても滑るので、さすがに降りて霜の無い所まで押し歩き再スタートしました。この時先日購入したシマノXC3(SH-XC300)SPDシューズのグリップ力が発揮されましたね。登りも降りも霜は解けず真っ白でしたが、滑る気配は無く安心して歩けました。

集落の入口はデコボコヒルクライム

峰の集落は、標高760m付近から830m位まで集中し20軒ほど建ってます。この間は横から見ると丸太を並べた様な凸凹道で、勾配は大体10%~17%と言ったところ、当然走りにくく失速を余儀なくされます。しかし今日は12-28T化したスプロケットの試走を兼ね、ここへ来たので絶好のテストコースとなり28Tは功を制し、まだまだ余裕でした。

あああ、そう言えば集落の写真が一つも有りません。何故かと言うと登りは足つきしたくないので、当然写真は撮れません、何時も降りながら撮るのですが、この丸太の様な道にサングラスも脳みそもガタガタ揺さぶられ、民家の写真を撮るのはどこか飛んでしまいました。なんか坂道ばっかりの写真になってしまい、(もともとつまらない)つまらないブログになってしまいました。

ラスボスは19%+デコボコ道

標高900mを超え残り100mを切ると勾配はマックスを向かえガーミンを見ながら登ると17%が続き瞬間では19%も出てました。さすがにシッティングはきつくダンシングに切り替えましたが、ここも28Tが効力を発揮し難なくクリア出来ました。

東京で1番高い所に在る民家は標高980mに建っていた。

天界の村「峰」のピークには、ゲートがあり、その先は林道の様です。ガーミンを見ると標高は、なんと976m。そして1番高い所に建つ民家は、ここから約5m程高い所に建っているので約980mとなります。

まとめ

一言で云うと和田峠よりキツイ。最大勾配こそ変わらないが、とにかく滑り止め対策されたあらゆる道が待ち構え、なかなか手強いヒルクライムでした。

序に「奥」と言う天界集落にも行ってみたが、こちらの高度は920mでした。登りも峰に比べればだいぶマイルドでした。

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