ここ何回かの車中泊で道の駅を利用すると、キャンピングカーが多い事に気付く、キャンプブームだから当然の事だと思いつつも、キャンピングカーが気になり何気なく調べたら、トヨタディーラーからキャンピンカーを出していたので乗ってみました。
トヨタ キャンパーアルトピアーノとは
トヨタ キャンパーアルトピアーノは、トヨタカローラ横浜・ネッツトヨタ横浜・ネッツトヨタ湘南の3社で販売されている。ベース車はインドネシア産のライトエースバンでライトキャンパー仕様車にし「アルトピアーノ」と言う車名で販売され、普段使いもしたいから本格的なキャンピングカーはちょっと、と思っている人にちょうど良く、ポイントを車中泊仕様に置いた「ディーラーで買えるキャンパー」です。
どこに行けば実車が見れるの?
販売されているのは、トヨタカローラ横浜・ネッツトヨタ横浜・ネッツトヨタ湘南だけど、全ても店舗に実車が有る訳ではないので注意が必要。また確実にみたいなら私が行ったネッツトヨタ横浜 マイネッツ登戸です。
形はレトロで可愛いが装備もレトロ
エクステリアは、レトロな車体をツートンカラーにしてかわいらしい印象ですが、装備もレトロです。まぁパワーウインドーや自動スライドドアは付いてますが、エンジンはキーを回して始動、もちろんアイドリングストップなど無く、今時珍しい4速ATです。そうですね大体20年くらい前の車っていう感じでしょうか。
アルトピアーノの内装は
車中泊に重点を置いただけありフルフラットなベッドは全長2050mmと大人二人なら十分なスペースを確保していますが、基本電源ユニットから天井のLEDライトまで、ほとんどオプションです。
換気用ファンやテーブル、シンクなど全てオプション扱いです。またシンクの代わりに冷蔵庫や冷凍庫を設置する事も出来るそうですが、専用設計なのでかなり割高だそうで、基本電源ユニットからフル装備にすると,えっそんなにって声が出そうになりました。
アルトピアーノを試乗してみた
ベース車がライトエースバンなので、全高1,900mmと高いものの、全長4,045mm×全幅1,665mmのボディは、最近増えて来たリッターカーサイズとほぼ同じサイズ。「キャンピングカー」と言ってもとくに構えることなく、乗車時もフロアがそれほど高くないので「よじ登る」感覚な無く普通に乗れます。シートに座りポジションを取ると、ハンドルの角度が少し上向きなのが気になり、チルトハンドルが付いているか、手探りで探してみましたがありませんでした。まぁ想定内でしたが。
走行性能は
走行性能に関して街中であれば「普通」に走ります。が少し踏み込む場面になると、1.5Lエンジンではパワー不足を感じます。その理由はいくら装備がシンプルなキャンパーでもプラス200kgの車重は痛い。しかし一旦スピードが出てしまえば高速クルージングは快適で、試乗車は足回りをUPグレードされ後輪の突き上げやコーナーリング時のロールを抑えられ乗りやすい印象でした。しかし燃費もレトロなのがマイナスポイントでしょうか。
価格について
車両本体は、約250万円から300万円とキャンパーにしては破格だと思いましが、これはベット+枠組みのみの価格で、あれこれとオプションを追加すると400万円まで上がってしまうので、予算があれば純正OP、予算がなければ自分で探す事も念頭に入れておきたいところです。
納期について
納期はなんと11月2日現在で、来年の7月か8月になるそうです。理由は受注生産のため、受注後ベットから塗装まで全ての作業を3名でこなし、現時点で60台の受注があり、どうしても時間が掛かってしまい、中でも塗装待ちが長いらしく、塗装無しであれば年内か年明けくらいになりますとの事でした。
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