コスパ最強 P&P WH-A1500R BLACK LYCAONアルミクリンチャーホイールを買った話

WH-A1500R BLACK LYCAON ロードバイクグッズレビュー

ここ数年トレンドの黒リムクリンチャーホイールを探していたら、P&P COMPONENTS(聞いた事のないメーカー)からブレーキ面にセラミックコーティング施した1500g以下の黒リムアルミクリンチャーホイールが限定100セットで販売されていたので購入してみました。

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コスパ最強 P&P WH-A1500R BLACK LYCAONとは

WH-A1500R BLACK LYCAON

このホイールを見つけた時、目に着いたのがハブに刻印されているP&P COMPONENTSの文字。正直何これって感じでした。そこでちょっと調べてみるとKhodaaBloom という、たまに見るロードバイクや自転車パーツなどを販売しているホダカから、P&P COMPONENTSブランドとして満を持して限定100セットだけ発売されているホイールでした。

P&P COMPONENTS BLACK LYCAON WH-A1500R 前後セット ホイール

P&P WH-A1500R BLACK LYCAONの仕様は

WH-A1500R BLACK LYCAONリム素材:アルミ
ブレーキ面:セラミックコーティング
リムハイト:23.5mm
リム内幅:18mm
車輪径:700C
スポーク:J ベンドエアロスポーク
ハブ:F/QR 9x100mm 20H、R/QR 10x130mm 24H
対応タイヤ:クリンチャー/チューブレスレディ
ブレーキ:キャリパーブレーキ
フリーボディ:SHIMANO HG11 速
重量(平均値):F/ 672g 、 R/ 823g (前後セット1495g)
付属品:リムテープ、クイックリリース、予備スポーク&ニップル
備考:指定ブレーキシュー SHIMANO R55C4
希望小売価格 50,000 円(税抜)

ホイールの実測重量は何グラム

ホイール重量

メーカー公表ホイール重量は1495gです。さて実測重量はどうだったかと言うとご覧の通り、フロント681.2g、リア838.5g合計重量は1520g(1519.7g)でした。まぁ+25gなので許容範囲でしょう。しかしこの1520gはネット上でも出ているので、個体差なのか事実なのか不明ですが多分事実でしょう。

そして忘れてはならないのが、これに20gのリムテープを装着しなければならない事。要するに合計重量は1560gとなる訳ですが、同価格帯ホイールと比較した場合十分軽い部類に入ると思います。

付属品は

WH-A1500R BLACK LYCAON

付属品は、前後クイックリリース、長さの異なるスポーク3本、ニップル3個、10速用リングにリムテープとお店からの保障書。

WH-A1500R BLACK LYCAON

クイックリリースの重量は前後合わせて110.1g、リムテープが1本20gでした。

しっかりトレンドを押さつつお財布に優しい仕様

  1. セラミックコーティングアルミリム
  2. リム幅18mmのワイドリム
  3. 生産終了のTNIエボリューションハブにそくっり
  4. クリンチャー&チューブレスレディが嬉しい
  5. ブレーキシュー は、お財布に優しいSHIMANO R55C4指定

セラミックコーティング アルミクリンチャー/チューブレスレディーリム

WH-A1500R BLACK LYCAON

セラミックコーティングされた黒リムは文句なしに格好良い。同様のプラズマ電解酸化処理をされたメジャーなホイールと言えば、フルクラムのレーゼロナイト、カンパニョーロのシャマルミレ、そしてマビックのキシリウムエグザリットなどですが、どれもアルミハイエンドホイールという事もあり高価なのに対して、このWH-A1500R BLACK LYCAONは大凡3分の1以下(海外通販なら半額程度)で購入出来てしまうお財布に優しいホイールです。またリムハイトが23.5mmと低く丸い形状をしていてクロモリフレーム似合うホイールですね。

P&P COMPONENTS BLACK LYCAON WH-A1500R 前後セット ホイール

リム幅18mmのワイドリム

WH-A1500R BLACK LYCAON

リム幅もメーカー公表値で18mmと、昨今主流のC17ハイエンドアルミホイール以上にワイド化されてますが実測値は何ミリでしょう?

結果は何度繰り返し測定しても18mmには届かず17.5mmでした。まぁ四捨五入したら18mmですから間違っては無いですね、因みにルム外寸は22.5mmでした。

生産終了のTNIエボリューションハブにそくっり

WH-A1500R BLACK LYCAON

ハブは見た所既に生産終了しているのTNIエボリューションハブにそっくり、それに組み合わされるスポークは、当初丸スポークだったのを(お店情報)、剛性UPの為J ベンドエアロスポークに変更し、フロント20H,リア24Hで組み上げたホイールです。因みにラチェット音はかなり大きめです。最近は静かなラチェットが多いので、ここは好みの別れるところですかね。因みに私はサイクリングロードなどで歩行者がラチェット音に気付いて欲しいタイプなので、多少大きめが好みなんですが、常にラチェット音が鳴りっぱなしの峠下りでは耳障りかも。

クリンチャー&チューブレスレディが嬉しい

クリンチャーも使えるチューブレスレディなのが嬉しいですね。以前フルクラムのチューブレスホイールを使用している友達とサイクリングに出かけた時、パンクしチューブを入れ応急処置をした際ビートが上がらず苦労した経験が有り、チューブレスは敬遠してましたが、このホイールはクリンチャーでも使えるので安心です。またチューレスタイヤもここ数年で種類が増え軽量化も進み進歩して来ているので、今履いているタイヤの寿命が来たらチューブレスタイヤに履き替えたいと思っています。

ブレーキシュー は、お財布に優しいSHIMANO R55C4指定

BRAKE SHOES R55C4

最も嬉しいのがSHINANO R55C4ブレーキシュー指定だと言う事。同じ黒リムホイールのレーゼロナイト、シャマルミレ、キシリウムエグザリットなどは、メーカー指定の高価なブレーキシューを使用する事と制限され、おまけに減りが早くユーザー泣かせですが、SHINANO R55C4ブレーキシューは、前後セットで1000円ちょっととランニングコストを抑えられます。

自分のスタイルに合ったホイール選び

WH-A1500R BLACK LYCAON

今回このホイールに行き着いた経緯は、自分の走るスタイルが変わった事がきっかけ。ロードバイクに乗り始めた頃は、とにかくヒルクライムで速く走りたいと、軽量高剛性ホイールを好んで使用していましたが、最近はヒルクライムといっても体力維持の目的で景色を見ながらユックリ登る事が多くなり、高剛性ホイールの必要性を感じず、もっと乗り心地の良いホイールへとシフトした次第です。

さて組み込みも無事完了したので、次回は走行レビューを書きたいと思いますが、まだまだ都内から出れないので先ですかね。

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